炎上？美ST5月号のパーソナルカラー記事

　
こんにちは。
『40歳からより魅力的になるための大人おしゃれ術』へようこそ。
おおのまゆ@アルページュ三河安城です。

パーソナルカラー診断にお越しくださるお客さまの中には
似合うメイクのカラーについて知りたい、というご要望の
お客さまも多くいらっしゃって、

もとはと言えばあまりメイクに興味のなかった、
例えばファッション雑誌のメイクのページは
すっ飛ばしていたわたしも、
美容専門雑誌を買ったりしていろいろ勉強をしています。

そんなわたしが今月買った美容専門雑誌は
『美ST』5月号。

その『美ST』5月号の
「イエベもブルベもシミは全部とって
トーンアップさせたい！」という特集記事が炎上？

関係者の間で問題になっているので
皆さまにもご紹介させてもらいますね。

この特集では

「青みがかった肌の色の人＝ブルーベース（ブルベ）」
「黄みがかった肌の色の人をイエローベース（イエベ）」

そう定義して、
それぞれの肌タイプ別の美白ケアやメイクアップを
紹介するとともに

「美肌に対するスピリットが違いすぎてバトル勃発」という
タイトルをつけて、
お互いの肌の色やライフスタイルを対立させています。

その中には
「リゾートでもダサいよ！日本の恥だよ」とか
「焼けた肌って汚くない？」なんて表現があって、

これらの表現が人種差別につながるとか、
肌の色で性格まで決めないで、などの批判を受け、

最終的に、出版元の光文社は
「編集部の認識不足による過剰で不適切な表現が含まれていました。
読者の皆様をはじめ、関係者の皆様に、お詫び申し上げます」と
公式サイトで謝罪することに。

そもそも、
「青みがかった肌の人＝ブルーベース」
「黄みがかった肌の人＝イエローベース」
じゃないしね。

また、NPO法人日本パーソナルカラー協会は
J-CASTニュースの取材に以下のように答えています。

「肌の色に応じて単純に2パターンに分類すると考えるよりも、
イエローベースの中でもグラデーションがあり、
ブルーベースも同様で、中間に位置する人もいます。
そのため、診断にはプロの目が必要です。
また、肌と同色系の服が必ずしも似合うとは一概には言えません。
イエローベースでは、黄色い肌がくすんでみえたり、
ブルーベースでは白い肌がより白く
元気がないようにみえたりする場合もあります」

最近、パーソナルカラーが流行していて、
雑誌でパーソナルカラーが特集されることも多くて、

おかげでわたしのサロンにも
パーソナルカラー診断を受けに来てくださる
お客さまがたくさんいらして、
それはとてもうれしいのだけど、

なんだか、
先日のブログ記事
【リップカラー選びは大切！流行に流されないでほしいです。】
もそうだけど、
無責任と思う記事が多くて、

わたしはプロのパーソナルカラーアナリストとして
正しい発信と正しい診断を
責任をもって行っていこうと
改めて思ったできごとでした☆

コチラの記事もどうぞ。