昨夜の夜勤入り、

ナースセンターに荷物(お泊りセット)

置きに言ってビックリ、

椅子の上に“エンゼルセット”

用意されているじゃないの!?


(私はこの仕事に就いて初めて

“エンゼルセット”と聞いた時、

赤ちゃん用、というか出産用セット

かと思ったのだけど、それは違った。

なんと死後処置に使うセット用品の事だった。)


「誰か危ない人がいるの?」

Σ(・ω・;|||

と慌てて聞くと、先日から容態の悪かったDさんが

危なく、家族が集まっていると言う。

でも、エンゼルセットは

“準備万端整えておくとなかなか死なない”

というジンクスを逆手に取った

一種のお守りだと言うので少しホッ。

先日死後の処理に当たったことを書いたが、

私は夜勤帯で「お見送り」に当たった事はない。

日勤帯と違って夜勤の勤務は病棟でたった三人。

これはかなり厳しい。

下手すれば休憩、仮眠時間が全くなくなる。

「どうかどうかDさん、

朝まで頑張って~~!!

。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

と手を組んでお祈り。

Dさんの家族は病院から近いので、

集まった家族は6時前に帰っていったが、

8時頃に病院に着いた、

離れて暮らす娘さんが1人、泊り込むことになった。

簡易ベッドを運び込んだ時、

その娘さんと少し話をした。

「病気になった当初、

私がお風呂で世話しようとした時も

もの凄く抵抗して・・・

実の娘でもそうだったから、

自尊心の強い、厳しいお父さんは、

オムツ交換なんかも

すごく苦痛だったんでしょうねぇ。」


「いえいえ、私はここに着て2年ですけど、

おむつ交換の時なんか

『ようこそ、ようこそ』

っていつもニコニコして、時々、

『チンチン喜んどるじゃ!!

なんて言って私たちを笑わせてくれて。

私達の間ではDさんは人気者だったんですよ。」

等と話すと、

「え~っ、信じられない!!

お父さんの意外な一面をはじめて知りました!!

∑(゚Д゚)

その他、この方と同じように

私も昨年お姑さんが倒れた時に見た、

ビックリするくらい綺麗な星空星空

驚いた事などを話し、

その不思議さに共感することしきり。

結局、心配された事態(急変)は避けられ、

無事に朝を迎えた。

よく頑張ってくれたね、Dさん。