昨夜は「春の嵐」というのだろうか、
時に吹き抜ける突風にガタンゴトンと
物干し台やトタン等、
いろんなものが飛ばされる音がした。
「きっと今が盛りの病院の桜も、
朝までには散ってしまっているのだろう・・・」
そう残念に思って眠りについた。
『源氏物語』の光の君が、
最愛の藤壺の宮(これってお母さんの方だっけ?)の死に際し、
「私の悲しみがわかるなら、桜よ、喪の色に咲け」
と桜の木に悲しみをぶつけ、
桜もそれに答えるように一夜で花を散らした・・・
という部分をなんとなく思い出しながら。
一年前を振り返ると、丁度仕事にもようやく慣れ始め、
ブログを書き始めた頃。
これからの人生を考えると余計に
桜の美しさに感情を揺さぶられ、
ブログに書いていたのだった。
でも、今年は咲き誇る桜を見ても昨年ほどの感慨はない。
看護学生となって慌しい、という理由もあるだろうが、
この状況に慣れ、昨年ほど、
人生に対しての悲壮感がない、というのも
理由の一端かもしれない。
ところで今朝病院にいってみると、
路面をピンクに染めているものの、
桜の花々の多くは、まだまだ枝に留まっていた。
か弱く見える桜の花々の生命力に
改めて畏敬の念を感じることが出来た今日でした。