私がこの介護職について八ヶ月。

体力がついた為か、以前に比べて

「あまり風邪をひかなくなった」

と思っていたが、

一昨日急に鼻水ズルズル状態に陥ってしまった。

「いつものように仕事をしていたらいつの間にか治る。」

と高を括っていたのが大間違い。

俯く度に流れ落ちそうになる鼻水の為に

ティッシュが手放せない状態で、

思考能力もかなり滞りがちに。

夕方家に帰る頃には声も変わり、

喉の痛み、そしてダルさまで加わってきたではないか。

「これはきっとかなりの熱に違いない。」

と体温計を取り出したが、

それは37.2度、という数字を表示しているではないか。

これ程ツライというのに、お、おかしい。

感覚としては38度はありそうだってのに。

その日は風邪薬を飲んで、すっぽり布団を被り、

早めに寝たのだが・・・

朝になってみると更に悪化。唾を飲み込む度に喉が痛く、

もう布団から出る気も失せていた。

そして真面目な私、夜勤勤務の時間まで治そう、

と決意し、その日の日中はひたすら寝続けた。

そして夕方、身体の節々の痛みに声を上げつつ、

なんとか出勤した私。

そして気がついた。臭い、というものが全く無い事に。

いつもは無意識に息を止める汚物室も

全くの無臭。

患者さんが失禁したって、全く臭いを感じない、

これって幸だったけど、

臭覚の鈍化により、折角の料理の味があまり分からない

と言う事が、不幸だったかも。