今日の休み、久しぶりに子供の勉強をみた。
上の二人が苦手とする英語の基礎を詳しく説明する参考書を
一緒に読んで問題を出していたが、
やはり30分もすると集中力も途切れ、
逃げ出そうとするのだ、我が息子達は・・・
途中、横でゴロゴロしていたダーリンが
よろよろと起き上がり、壁にぶつかりながら歩く姿を、
息子達は面白がって笑った。
その事をきっかけに、私の言葉は止まらなくなってしまった。
「お父さんの身体はどんどん悪くなっているの分かるよね?
これからもっと病気は進行して、いずれ入院しなければ
ならないと思う。
将来、お母さんの力だけでは、よその家みたいに
あなた達の為にあまりお金をかけてあげられないと思う。
だから自分の力で生活できるように、
出来るなら資格をとって欲しい。
しっかり自立して欲しい。
その為には今からちゃんと将来の事を考えて
勉強して欲しい・・・」
大体こんな様な事を。
父親の病気が治らないものだという事、
今まで次男にははっきり言ってなかった。言えなかった。
でも、最近の生活態度にイライラしていた私、
つい真剣になって言ってしまった。
途中から本当に悲しくなり、涙が出てきた。
そんな私の様子に、流石に神妙になった次男。
私は涙で声を詰まらせながらも、
「この涙って効果的!?
これでもしかしたらこの子もやる気になってくれるかも・・・」
と打算的な考えが頭をよぎっていたのだった。