私が初めてこの仕事に就いたのは、まだ雪がちらつく二月。

その時、仕事着として渡されたのは、

グリーンの半袖のポロシャツとトレパンの三組と

エプロンとナースサンダル。

寒さが大の苦手の私、

「えっ、なんで半袖!?これって間違いでは???」

と驚いた。

 

が、実際に仕事に就いて納得。

病人のいる病院内のこと、暖かいのは当たり前だった。

それどころか少し動くと汗ばむ程。

半袖・・・・・・うん、これで正解だったのね。

 

そして、気温計が急上昇を始める今日この頃。

最近になってやっと病室もエアコンが稼動しだしたが、

これが「汗ばむ」、な~んて甘いものじゃない!!

ふと気がつくと、玉の様な汗がつーっと顔を伝う。

ポタポタポタ。

この汗に初めて気がついた時、少なからず驚いた。

 

というのも、

そもそもこの私、人と比べると

汗をかきにくい体質らしいと自覚していた。

例えばサウナでいくら粘っても、

皆のようになかなか「気持ちの良い汗」が吹き出る事も無く、

「私って“新陳代謝”ってものが無いのかしら。」と疑う程。

(ただ勿論ベタベタした汗はかいていたが)

 

それが暑くなってきた最近、仕事で少しでも動くと

今までとは明らかに違うサラリとした様な汗が滴り落ちるのだ。

今までの仕事と違って、「肉体労働」というものに転じた私、

筋肉がついたと同時に、

もしかして体質も変わったのだろうか。

まあそう思うと、なんだかんだ言いながらも

この仕事に就いた事、私にとって良かったんだろうなぁ。