3.11
2011年の東日本大震災から、ちょうど10年。
あの日、私は、仕事が1年の中で一番忙しい時期で、
「大きな地震が東北地方であったらしいよ」という情報を少し耳にしただけ、
社内にもテレビは無く、
ネットのニュースを見る暇も無く・・・・
23時頃に自宅に戻り、テレビをつけ、
そこに映った場面を見て、ようやく被害の大きさを知ったのでした。
ここ最近も、ニュースやYouTubeで、津波の映像を何回も見て。
家が、車が、船が、・・・・もう何もかも、何もかもが、黒い濁流の塊に流され、
飲み込まれていく映像。
ぐっと心が重くなり、涙が出てくる。もしも私が、被災していたら、
この苦しい状況に、耐えられたのだろうか・・・現実を直視できたのだろうか・・と
想像するだけでもつらい。
そんな今日は、朝から、畠山美由紀さんの、
『わが美しき故郷よ』というアルバムを聴いています。
気仙沼市出身の畠山さん。
2011年12月にリリースされたアルバム、当時、私も、良く聴いていました。
朗読で聞ける、ふんわりとした優しい、気仙沼訛り。
ふるさとを想う気持ちが溢れていて、切ない。
日本は、木蓮が咲く季節。
大好きな花。
シンガポールにいると、毎日暑くて、今が何月なのか、
一瞬考える。笑
それでも、
毎日夜明け前から大きな声で鳴いていたあの例の鳥が、
一切、鳴かなくなり。
巣立ちしたのかな。
ベランダのブーゲンビリア、雨季は枝だけの状態だったのに、
あっという間に葉が出て、花が咲いた。
動物や植物にも、それぞれの季節があるんだね