夕方
知らない番号から
着信あり

出てみると
「亡くなった主人の
携帯電話からかけてます」と、
昔お世話になったお兄ちゃんの
奥さんからの電話でした

お兄ちゃんが
3月23日に亡くなったとの知らせ

大腸癌から、他臓器に転移あり
さらには人工透析もしていて
1年くらいの闘病生活を送っていたとのこと

私に会いたいと
何度も電話をかけたけど
繋がらなかったと

なんて悲しい知らせだろう

お兄ちゃんは
私が子供頃
うちに配達に来ていたパン屋さん

いつしかうちで
母のお茶飲み仲間になり
誕生日には
ケーキを持って来てくれた

自分はケーキも
パンも食べないパン屋さん

数の子が好きだったのを覚えている

私たちが引っ越しても交流は続いていて
よく会津の身知らず柿を送ってくれた

母のお葬式には
遠くから駆けつけてくれた

最後にお兄ちゃんに、会ったのは
10年以上 前
結婚して奥さんを連れて
顔見せに来てくれた

震災を経て年賀状も途絶え
電話で話したのはいつだったろう?

なぜそんなにも
私たちを可愛がってくれたのか
私にはわからない
情の深い会津人だからなのか
母には良い友人がたくさんいた

天国でまた一緒に
お茶飲みしてるかもしれないね

お線香あげに行きたいが
突然の知らせに混乱している