バチェラーハウスは間もなく朝を迎えます。

残念ながら脱落となった6人は、違う暮らしへ出発することとなりました。

キャロリン「さ、そろそろ出ようかしら」

シルヴィア「忘れ物ない?」

サーヤ「本当に、帰ってしまうのね…」

キャロリン「最初から両親と約束していたのよ。必ず家に戻るって」

シルヴィア「約束じゃ仕方ないよな。ご両親によろしく」

 

一方。

へーデル「ブーリック!ブーロック!!ハイ!ブーリック!ブーロック!ハイ!」

美知子「は、はぁい…」

へーデル「そこでムキムキのヤマちゃんが登場したヤマ」

美知子「ムキムキのヤマちゃん…」

へーデル「ヤマちゃんの言うことにゃ!お嬢さんッ!お茶しましょっ!なんとナンパだったのです!」

美知子「あ、あはははは…(いつまで続くのかしらこのギャグ地獄…)」

室内ではへーデルさんが美知子さんを困らせ笑わせていました。

じゅえる「みっちー、大丈夫そ?」

美知子「あ、うん…。ちょっと。今日から知らない方のお宅にお世話になるんだと思うと、緊張しちゃって」

へーデル「心配いらねーって!学校来れば俺たちいるんだし!」

じゅえる「へーデル、すげぇ!知らんけど」

へーデル「いや知らんのかーい!」

じゅえる「あ、カオス君から連絡ー。え?あたしがムーンウッドミルで、みっちーはコモレビ山?シルっちやサヤぽよも、みんな違うとこだ」

へーデル「マ?俺はNewcrestに来いって言われてるぜ?」

美知子「とりあえず、この家を出ないと。お世話になるところにも都合があるだろうし」 

キャロリン「じゃあ、帰るわね。元気で」

サーヤ「冬祭のたびに、貴女のことを思い出すわ」

シルヴィア「きっとまた、どこかで会おう」

 

キャロリンさんはファーザーウィンターと、魔法使いの両親が待つ家へ帰っていきました。

そして残る5人は、カオスに指定された場所へそれぞれ向かいます。

 

まずはサーヤさん。

行先として指示されたのは、サンマイシューノのアップタウン、アルト・アパートメント。

サーヤ「ここで間違いないわよね。

『コトヤ法律事務所&ヒメカネットプレス』…もう一度確認して、と。

あの、ごめんください。カオスく…いえ、ニシダケ君から紹介されてきた者です」

 

ドアを開けたのは。

ヒメカ「ああ、あなたね!待ってたの!

あいにくの曇りで景色が台無しだけど、入って入って!」

 

お久しぶりの恋人100人達成のヒメカです。

幼なじみの友人のレイと共に大学を卒業、いまはソーシャルメディアの広報として活躍中。

大学卒業後は最低限の家具しかなかった部屋ですが、2人の出世とともにアップタウンの事務所にふさわしい一室となりました。

 

ヒメカ「長旅で疲れたでしょ。少し休む?」

サーヤ「いえ、わたし、そんなに長い期間お世話になるわけじゃないですから、何かお手伝いさせてください」

ヒメカ「『長い期間お世話になるわけじゃない』…?あれ、カオス君から聞いてない?」

サーヤ(あ、カオス君で大丈夫なんだ)

ヒメカ「レイの所へ行きましょうか」

レイは論文を書きつつ判例を読み漁り、さらにアポの時間を気にしているという、いつも通りの鬼の形相。

ヒメカ「レイ、サーヤちゃん来たわよ…って、また爆音でステレオかけてー。ロボさんから苦情来ても、私対応しないよ?」

レイ「苦情来たら反訴するからいいわよ。あの部屋から出る騒音は常に計測してるから」

ヒメカ「怖い怖い。サーヤちゃんが怯えちゃうじゃない」

サーヤ「コトヤ先生、はじめまして。サーヤ・スクワイヤと言います。短い間ですがよろしくお願いします」

ヒメカ「この通り、カオス君が何も言ってないのよ。すぐお家に帰るつもりでいるみたい」

レイ「あの子、中二語で言ったんでしょ。だからサーヤさんに伝わってないのよ」

サーヤ「?」

ヒメカ「とりあえず、コーヒーでも飲もっか」

サーヤ「あ、私淹れます。あそこのコーヒーメーカー使っていいですか?」

サーヤ(カオスくんに、おかあさまから伝言があったのかな。土曜日が修羅場すぎてよく覚えてないのだけれど…)

レイ「コーヒーを他人に淹れてもらうのなんていつぶりだろ。ああおいしい」

サーヤ「よかったです」

レイ「で、あなたはここから今まで通り学校に通って、忙しい時にご飯でも作ってくれればそれで充分だから」

サーヤ「お世話になるのに、それだけでいいんですか?」

レイ「ええ、もちろん」

レイ「部屋は私の仕事場の奥だけど、バイオリンとかオーディオとか、好き放題鳴らしていいからね。友達が遊びに来ても大丈夫よ」

サーヤ「でも、わたし、すぐに養母(はは)のところへ帰らないと…」

 

レイは席を立ちました。

レイ「そのおかあさまから、伝言をお預かりしているの。

『翼を伸ばして、好きなところへどこまでも飛んでゆきなさい。辛くなったら帰ってきてもいいけれど、私に縛られる必要はないのよ』

ですって」

サーヤ「…え?」

レイ「私は弁護士よ。法律のプロフェッショナル。なんの心配もいらないわ。さ、仕事に戻るわね」

レイ「さてさてヒメカ、あんたの方は?」

ヒメカ「嫌がるティーンに無理やり縁談を持ち込んで、スクワイヤ家をアレコレしようって考えたら、まあ大炎上だわね。お陽さまの下歩けなくなるかな」

レイ「裁判と警察沙汰は勘弁してよ?」

ヒメカ「あらコトヤ先生、私どもはコンプライアンスを常に遵守しております。おっほっほ」 

 

サーヤは自分の部屋へ駆け込みました。

サーヤ(おかあさま、ごめんなさい。そして、ありがとう…!いつか必ず、恩返しをします。それまで待っていて!)

 

一方こちらは、コモレビ山に行くよう指示された美知子さん。

美知子「趣のある古民家!歴史のある旅館みたい。

あの、ごめんください」

美知子「あのシムかな?アグネス・ストレリチアさんっていう方」

アグネス「働け~働け~アグネス♪

働いて働いて働きぬいて休みたいとか遊びたいとかそんなことお前いっぺんでも思うてみろ、そん時は死ねそれが社畜ぞアグネス

高校生に分離してしまったアグネスさんの魂は卒業後会社員となり(通称:アグネスパイセン)、見事に社畜化。さらにパワーアップして武〇鉄矢の替え歌を歌っておりました。

アグネス「あ、あら、ごめんなさい。長洲美知子さんだったわよね?」

美知子「はい、今日からお世話になります」

アグネス「こちらこそ。仕事が忙しくて、あまり面倒を見てあげられないかもしれないけれど、もしも休日があったらスキーやスノーボードに行きましょう。登山やハイキングで精神修養をするのもいいわ」

美知子「は、はい(もしも休日があったらって、お休みがないの?)」

美知子「あの、私、内向的で、なかなかうまくお話できないかもしれないんですけれど…」

アグネス「美知子さんも内向的なの?

私も内向的で困っているの。電話会議なんか、本当に緊張してしまって」

美知子「えっ、すごい。内向的なのに、人をまとめられるなんて!」

アグネス「自分が内向的であることを受け入れて、一緒に仕事をするシムたちにも打ち明けておくのがコツかしら。必ず理解してもらえるはず…っとビデオ通話だ、ちょっとごめんなさい」

アグネス「はい、アグネス・ストレリチアでございます。これは部長、どうなさいました?

え、ぎっくり腰?左様でございますか。ご自宅からでもオンライン会議にご出席可能ですよね?部長が愛読しておられる、課長から相談役に昇りつめた島〇作さんは、コロナでホテルに隔離された際も参加されておられましたよ。では、お待ち申し上げております

アグネス「ケッ、あのハゲ。私がインフルエンザになった時の倍返しよ!

あっあっ、美知子さんごめんなさい。大人の汚い話を聞かせてしまって」

美知子「いえ、大丈夫です。

(アグネスさん、本当に内向的なのかな…?)」

アグネス「えーっと、二階の奥があなたの寝室だけど、他の場所も好きに使ってね。家電が壊れたら適当に修理屋さん呼んで、私のお財布から払っておいてくれる?

本が好きって聞いてるけど、二階の廊下に本棚と座り心地のいいクッションがあるから」

美知子「本当ですか!?ありがとうございます」

アグネス「一階に持って来て、コタツに当たりながら読むのもいいわよ」

アグネス「こんな風に、ねむ、く、なる…け、ど」

アグネス「…Zzz…ぐー…Zzz…」

美知子「アグネスさん?お仕事は!?」

 

アグネスパイセンは飛び起きて出勤していき、美知子さんは二階を探検。

二つ並んだふすまの部屋があり、手前がアグネスパイセンの寝室、奥が美知子さんの寝室です。

畳敷きで落ち着く空間。

 

美知子さんは早速廊下で読書を始めました。

美知子「ここで夢を見つけよう」

 

そしてその頃、シルヴィアさんはすでにチェストナットリッジに到着していました。

シルヴィア「いい馬ですね!気質がすごい!」

ジョー「だろ?苦労して調教したんだ。シゲキチより言うこと聞くぜ」

シルヴィア「ははははは…(シャレになってないよ、ニシダケ君のお父さん)」

 

カオスの父、ジョーの家に案内され「究極の馬術大会優勝」まであと少しのリフレイムのお世話。

シルヴィア「よーしよしよし、いい子いい子。そうそう」

ジョー「あんたも馬を育てる才能ありそうだな、乗馬の方もいけそうだ」

そこへスズコがぬっと現れました。

スズコ「ねえ、アレはシルヴィアさんにお渡しするのよね?」

ジョー「えええ、あれは…いや、その、まだ、こっちでの暮らしに慣れてないだろうし…」

スズコ「シゲキチがさんざんご迷惑おかけしたんでしょ?

スズコ「サダキチ、こっちへおいで。シルヴィアさん、この人と街のほうへ行ってくれる?ほら、早くご案内しなさいよ」

ジョー「わ、わかったよ。…じゃ、行こうか」

シルヴィア「?」


 

ジョーが向かったのは、チェストナットリッジ市街地近くの一軒家。

シルヴィア「ここは?」

ジョー「いや、あの、知り合いが馬の調教に立て続けに失敗したあげく、ネクターも熟成度合い見極められなくて大損しちまって。

『破産寸前だから家を買ってくれ』って泣きつかれたんだよ。乗馬大会や買い物で街に出てくるし、サダキチが小学校入ったら通うのに便利だなと思って買ったんだけど」

シルヴィア「買ったのは、家だけじゃない。そうですね?」

ジョー「どうしてわかる?」

シルヴィア「隠し事する時の顔が、ニシダケ君にそっくりです」

ジョー「やれやれ、スズコ並みの眼力だな。そうだよ。どうせ家買うならって、ついでにちょっといい馬買っちまったんだよ」

シルヴィア「なるほど、それで怒られたと」

ジョー「ああ、ひっぱたかれた。

『サダキチに手をかけてやらなきゃダメでしょっ!トラキチやシゲキチみたいになったらどうするの!』って」

シルヴィア(ニシダケ君のおばさんの気持ち、わかりすぎる)

ジョー「それで、今は乗馬センターに預けてあるんだけど、馬のこと分かってる相手にしか渡したくないんだ。この家で馬を育てて、勝ち上がってくれるか?」

 

かくして

オーストラリアン・ストックホースのサッサフラス、大人の牝馬を譲り受けたシルヴィアさん。

シルヴィア「この仔、知性豊かで勇敢ですごい。独立心旺盛だから、学校に行っている間も心配ないし。けど、早く卒業してずっと調教したい!」

サッサフラス「ヒン」

シルヴィア「さ、行くよ!」

1人と1頭は、野原を駆け巡りました。

 

そして、Newcrestでは。

へーデル「いやこの家、ご近所と違いすぎるでしょ…」

へーデルさんが緑の家を前に困惑中。

ブロックパーティーチャレンジで建てたミントとサフランのスタータハウスがだんだん気に入らなくなってきて、先日のアプデでジョニー・ゼストさんの家が大きく変わったのをヒントに「コメディアンの個性的な家」として建て直してみました。

 

階段を登ると、ミントが駆け寄ってきました。

ミント「あんたかぁ!メッチャ・へーデルって子は!お笑いを極めたいんやろ?」

へーデル「うわ!本物のヨコヤマホットハネムーンだ!あの、ヨコヤマホットフィアンセズの頃から好きでした!」

ミント「みんなそう言うねん、ウチらのファンでしたーってな!褒めても汗しか出ぇへんで」

 

サフランも参戦。

サフラン「やめとき、ミント。この子はホンマにワシらに弟子入りしたいって言う珍しい子や。逃がしたらアカン。しっかり捕まえとけ」

ミント「でも、あぶってもスジだらけで硬そうや」

サフラン「ダシはしっかり出るやろ。その辺に転がしとけば非常食にもなる。ローリングストックや

へーデル(こ、これが本職のネタ…!素晴らしい!

感動しないで。

 

へーデル「では、さっそくネタを…」

サフラン「ああそのマイク、逆さ向きやねん

ミント「プレイヤーが置き間違えてな、うんていに向かってネタやる羽目になるで」

(ダウンロードする人はいないと思いますが、マイクの前後を直してください。すみません)

へーデル「ハイ、ハイ、ブリックブロックブリックブロック、ハイ、ハイ、ブリックブロック、ハァイ!!」

サフラン「だんだん暑なってきたのに、ずーっとやっとる」

ミント「ネタはさぶいぼ出てくるレベルやけど、根性の熱さに火傷しそうや。鍛えたら化けるんちゃう?」

サフラン「へーデル君。君はダイヤモンドの原石や。基本がなってないけど、根性出して磨きまくったら、絶対ピカーって光る。ワシらも最初は悲惨なもんやったから、なんも心配せんでええ」

へーデル「弟子入りさせてもらえるんですか!?」

ミント「うちはこの通り狭いし、二人ともおらんことの方が多いけど、それでええなら」

サフラン「勉強とお笑いをきっちり両立させるんやで、ええな?」

へーデル「やった、やりました、メッチャ・へーデル、弟子入り第1号です!センターの頭上を高々と超えてゆきましたーっ!」

サフラン「あ、そのネタおもろい」

ミント「『バースの再来!』もつけよか」

 

緑の家に建て直した家も、土地付き20,000シムオリオンで購入できるスターターハウスです。

中はサフランの黄色にミントの緑が差し色。

ネタを仕入れるテレビ、仕事用のギターとパソコンもあります。

以前は夫婦の寝室だったところを壁で仕切って、狭いながらもへーデルの個室を作りました。

へーデル専用のパソコンもあります。頑張ってネタを書いてね。

へーデル「むにゃむにゃ…オレ・ガンバール(カルタゴの武将。紀元前260-紀元前221)

 

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Basegame Starterhouse

使用パック ベースゲームのみ

20×15 

寝室2(ダブルベット1、シングルベッド1)

バスルーム1(シャワー付きバスタブ、トイレ、シンク)

17,617シムオリオン+土地代1,500シムオリオン

=19,117シムオリオン

(2,000シムオリオンの土地に建ててもスターターハウスにできます) 

ギャラリーはこちら

 

さてさて、最後になってしまいましたが、じゅえるさんはムーンウッドミルの新月小屋にいました。

じゅえる「あのさ」

きなこ「ん?」

じゅえる「おセレブ~がどうしてこんな小屋にいんの?あたし、あんたの曲めっちゃリピってたんだけど」

きなこ「いろいろあったんだよ。恋仲のヴァンパイアに気絶するまでブラッド吸われたりとかデート相手にハンドバッグで殴られたりとか

じゅえる「あんたもカオス君と一緒かーい」

きなこ「で、僕なりにいろいろ考えて、あらゆるオカルトが楽しく暮らせる賃貸住宅を経営しようと思ったわけ。お金はうなるほどあるから」

じゅえる「ウェアウルフのセレブだから、お金もうなるってか?」

きなこ「オカルトの中でもヴァンパイアとウェアウルフはすっっっごく相性が悪い。ついでにヴァンパイアと魔法使いもずっと昔に戦争をして、いつヤバくなるかわからない。

君、人魚でしょ。人魚は敵がいないから、君に賃貸住宅の管理を手伝って欲しいんだ」

じゅえる「あたしに?えー、めんどくさそう」

きなこ「五つ星保障、プール付き、家賃タダ

じゅえる「いえーい!人魚はウェアウルフのマブダチ!オカルトみんなのマブダチだぜぃ!

きなこ「物分かりが良くて助かる!」

 

あっさり釣られたじゅえるさん、きなこが大家になるオカルト専用賃貸住宅に連れてこられました。

じゅえる「一面のクソミドリなんだが」

きなこ「そりゃそうだよ。まだ建築中だもん」

(プレイヤー注:別データで建築しています)

じゅえる「賃貸できるまで、あたしに隣の公園で野宿しろってぇ?」

きなこ「違う違う!スラニに僕の別荘があるから、そこで待ってて」

じゅえる「スラニって、砂浜じゃねーだろーな?」

きなこ「別荘だってば!」

 

疑いながらスラニに向かったじゅえるさん。到着した時にはすでに日が暮れかけていました。

じゅえる「セレブ、パねぇ

既存の家をリノベーションした家は、ステレオにパソコン、果物皿やカヴァボウルもあって

寝室も豪華。

じゅえる「目の前、海じゃん」

じゅえる「海なら、やることひとつしかないっしょ」

じゅえる「あー、気持ちよき…。

とんでもない目に遭わされたけど、これでチャラに…してやんねーよ。覚えてろ、ニシダケシゲキチ😬」

 

残念ながら本選には進めなかった皆さんの、新しい暮らしを作りました。

※もし「うちの子はこんな風に暮らさない」という解釈違いがありましたら、いつでもご連絡ください。

 

次回からはいよいよ敗者復活戦です。

更新までお時間をいただくかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

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