※ご注意ください※
・特殊NPCのアグネスさんをチートでプレイしています。
・アグネスさんの特質を変更しています。
・シムズ3の要素があります。
・デフォシム同士の恋愛があります。
これまでのお話
【アグネス&始祖の恋愛カウンセラー】
【ミラルカの恋】
【上の2つを統合した現行シリーズ】
ややこしくてすみません。とにかく始祖×アグネスさんと、まえがみさんからお借りしているイヴィー君×ミラルカが、Lovestruckと死神イベント、そして数々のバグに挑むお話でございます。
ミラルカ「イヴィーさん、お餅を召し上がらない?」
イヴィー「モチ?あのパーカーになってる白い犬か?」
ミラルカ「それはもち太郎さん。お餅に似ているから名前がついたの。
柔らかくてねっとりした触感で、とてもおいしいのよ」
イヴィー「ふうん、食ってみるかな」
ヴラド「おっ、ブラックウィドウの6人目の犠牲者は『餅による窒息死』か。
コモレビ山の新年は、喉に餅を詰め込んで殺す風習があるのじゃろう?」
イヴィー「なっ!ミラルカ、てめぇ、やっと芸術家のパトロンになれた俺を……」
ミラルカ「始祖、お餅で窒息死するのはほとんどが お・と・し・よ・り です。
若い方が窒息死するのは、始祖がブラッドを飲む時のように、バカでかい口をあけて噛まずに飲み込んだときだけ。
ついでに申し上げますが、パンツいっちょでうろうろしないでください」
ヴラド「ちっ、引っかからんかったか。つまらんのぅ」
ミラルカ「大丈夫だから、どうぞ召し上がって。
はい、あーん。中にアイスクリームがはいっているわ」
イヴィー「もぐっ……ん、アイスクリームと、もっちりした触感がぴったりでうまい。
表面のほろ苦い粉も、いいアクセントだ。」
ミラルカ「これは抹茶といって、本来はお湯に特殊な溶き方をして飲むお茶なの。
甘く煮て潰した豆が入っているのが王道なのだけれど、最近コモレビ山では丸ごとのフルーツと生クリームを包み込んだものが流行ですって」
イヴィー「今度それも食ってみるか。今指導してる画家に、インスピレーションを与えてやれそうだ」
イヴィー君とミラルカはは夜遅くまでお餅をシェアしてお喋り三昧。
アグネスさんと始祖は寄り添い合ってベッドでぐっすり。
仕事の方も順調。
ミラルカはジュディス・ウォードさんと舞台で共演し、ゴールド評価で多額のボーナスをいただいて帰ってきました。
そしてついに
始祖がマッチメーカーのトップに!
「心のふれあい」というキャリア報酬の特質ゲット。
「満足したカップルの喜びを感じることができ、相手の近くにいるとさらに幸せに感じる」
とのこと。
つまり
(ミラルカ視点)
ミラルカ「はい、あーん♡」
イヴィー「ミラルカの指も食っちゃだめか?」
ミラルカ「ふふ、どうぞ」
とやっているカップルのそばにいると
ヴラド「今日も新鮮なアベックの甘ったるさがうまいぞぉー!」
というわけです(若干違う)。
アグネスさんの方が早く帰って来るので、始祖がシャワーを浴びて着替えてからお出迎え。
アグネス「おめでとうございます。お祝いですわ」
ヴラド「おお、これはうれしい」
ヴラド「じゃが、そなたがワシを祝ってくれるのがこの世の何よりもうれしい。
アグネス「まあ、そんな」
ヴラド「アグネス……」
アグネスさんの首にキスをする始祖。
やはりティーンとは違う色気があっていいですねえ。始祖とアグネスさんでも。
が、そんな平和は長くは続かず。
この直後。
ミラルカ「またチャラ神が面倒くさいことを……。
『がっかりさせるな』とおっしゃいますけれど、釣りスキルは順調に伸びておりますし、料理・グルメ料理スキルはとっくにカンストしておりますわ! これでも文句がおありなの!?」
チャラ神「まぁまぁ、落ち着いてよ。
『緑の夫人の書』あげるからさあ。ほれほれ、見てよ。モノホンだよ?」
ミラルカ「『緑の夫人の書』ですって!?あの焼失したと言われている、伝説の……」
チャラ神「そーそー。マニアが血眼になって探してるアレ。オークション出たら、宝くじ10枚分超えるって言われてるヤツ。
知ってると思うけど、この本釣りスキル・料理スキル・グルメ料理スキルがいっぺんに上がっちゃう便利な本なんだよね。
ミラルカちゃん、釣りスキルだけはちょっと弱いでしょ?
これ一冊読めば、エンゼルフィッシュひょいって釣れちゃうよ?それから売っぱらえばいーじゃん」
ミラルカ「ふん、多少は気が利くようね」
ヴラド「『物質主義』の悲しさじゃのぅ。
おっと、コードを間違えてしもうたわ、前の小節からやり直すとするかの」
始祖がギターの練習をしている間に、ミラルカは序文を読み終え
接ぎ木も終了。
ミラルカ「……グルメ料理だったら、私、すでにカンストしていてよ」
死神「それなら話が早い。じゃ、何か作ってくれる?」
ミラルカ「いかがかしら」
チャラ神「ナイスクッキング!
じゃ、魔法の国へ行ってエンゼルフィッシュ買ってきてよ。
釣れるけど、魔法の国で買うのが一番手っ取り早いんだよね。予備も用意しとかないとやべーもん」
かくて、ミラルカは魔法の国へ。
ミラルカ(……何かがおかしい。
エンゼルフィッシュは以前に釣っているし、釣りスキルもカンスト済。
エンゼルフィッシュを釣った時に報告しているし、釣りスキルをカンストしたことはチャラ神のLIMEに送った)
ミラルカ(最近は移動しても大丈夫になったから「釣り名人」の願望まで達成した。そのことも送った。
『エンゼルフィッシュは暴力的』と、ポ〇子のスタンプが返信されてきて……いけない、本筋に戻りましょう。
今日来たチャラ神は、私が釣りの腕を上げたことも、エンゼルフィッシュを釣り上げたことも、何も知らない。
とぼけているのではなくて、本当に知らない様子だった)
ミラルカ(死神は一人しかいないように見えて、何十人もの死神が世界に散らばっているのだということは、誰しもが知っている。
同じ装束を纏い、同じ声を出せるように訓練してから、あわいの世界からこちらへ放たれるのだということも。
……これは仮定に過ぎない。証拠はどこにもない。
けれど、もしも今日来たチャラ神が、実は本物の……。
だとしたら、私は……)
ミラルカはつややかな唇を強く噛み、キャスターの小路の店でエンゼルフィッシュを買い求め、再びポータルをくぐったのでした。
次回に続く。
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