※ご注意ください※

・特殊NPCのアグネスさんをチートでプレイしています。

・アグネスさんの特質を変更しています。

・シムズ3の要素があります。

・デフォシム同士の恋愛があります。

 

これまでのお話

【アグネス&始祖の恋愛カウンセラー】

プロローグ1話2話3話4話5話6話7話

 

【ミラルカの恋】

1話2話3話4話5話

 

【上の2つを統合した現行シリーズ】

1話

 

ややこしくてすみません。とにかく始祖×アグネスさんと、まえがみさんからお借りしているイヴィー君×ミラルカが、Lovestruckと死神イベント、そして数々のバグに挑むお話でございます。

 

ミラルカ「イヴィーさん、お餅を召し上がらない?」

イヴィー「モチ?あのパーカーになってる白い犬か?」

ミラルカ「それはもち太郎さん。お餅に似ているから名前がついたの。

柔らかくてねっとりした触感で、とてもおいしいのよ」

イヴィー「ふうん、食ってみるかな」

 

ヴラド「おっ、ブラックウィドウの6人目の犠牲者は『餅による窒息死』か。

コモレビ山の新年は、喉に餅を詰め込んで殺す風習があるのじゃろう?」

イヴィー「なっ!ミラルカ、てめぇ、やっと芸術家のパトロンになれた俺を……」

ミラルカ「始祖、お餅で窒息死するのはほとんどが お・と・し・よ・り です。

若い方が窒息死するのは、始祖がブラッドを飲む時のように、バカでかい口をあけて噛まずに飲み込んだときだけ。

ついでに申し上げますが、パンツいっちょでうろうろしないでください」

ヴラド「ちっ、引っかからんかったか。つまらんのぅ」

 

ミラルカ「大丈夫だから、どうぞ召し上がって。

はい、あーん。中にアイスクリームがはいっているわ」

イヴィー「もぐっ……ん、アイスクリームと、もっちりした触感がぴったりでうまい。

表面のほろ苦い粉も、いいアクセントだ。」

ミラルカ「これは抹茶といって、本来はお湯に特殊な溶き方をして飲むお茶なの。

甘く煮て潰した豆が入っているのが王道なのだけれど、最近コモレビ山では丸ごとのフルーツと生クリームを包み込んだものが流行ですって」

イヴィー「今度それも食ってみるか。今指導してる画家に、インスピレーションを与えてやれそうだ」

 

イヴィー君とミラルカはは夜遅くまでお餅をシェアしてお喋り三昧。

アグネスさんと始祖は寄り添い合ってベッドでぐっすり。

 

仕事の方も順調。

ミラルカはジュディス・ウォードさんと舞台で共演し、ゴールド評価で多額のボーナスをいただいて帰ってきました。

 

そしてついに

 

 

始祖がマッチメーカーのトップに!

 

「心のふれあい」というキャリア報酬の特質ゲット。

「満足したカップルの喜びを感じることができ、相手の近くにいるとさらに幸せに感じる」

とのこと。

 

つまり

(ミラルカ視点)

ミラルカ「はい、あーん♡」

イヴィー「ミラルカの指も食っちゃだめか?」

ミラルカ「ふふ、どうぞ」

 

とやっているカップルのそばにいると

 

ヴラド「今日も新鮮なアベックの甘ったるさがうまいぞぉー!

というわけです(若干違う)。

 

アグネスさんの方が早く帰って来るので、始祖がシャワーを浴びて着替えてからお出迎え。

アグネス「おめでとうございます。お祝いですわ」

ヴラド「おお、これはうれしい」

 

ヴラド「じゃが、そなたがワシを祝ってくれるのがこの世の何よりもうれしい。

アグネス「まあ、そんな」

ヴラド「アグネス……」

 

アグネスさんの首にキスをする始祖。

やはりティーンとは違う色気があっていいですねえ。始祖とアグネスさんでも。

 

が、そんな平和は長くは続かず。

この直後。

ミラルカ「またチャラ神が面倒くさいことを……。

『がっかりさせるな』とおっしゃいますけれど、釣りスキルは順調に伸びておりますし、料理・グルメ料理スキルはとっくにカンストしておりますわ! これでも文句がおありなの!?

チャラ神「まぁまぁ、落ち着いてよ。

緑の夫人の書』あげるからさあ。ほれほれ、見てよ。モノホンだよ?」

ミラルカ「『緑の夫人の書』ですって!?あの焼失したと言われている、伝説の……」

チャラ神「そーそー。マニアが血眼になって探してるアレ。オークション出たら、宝くじ10枚分超えるって言われてるヤツ。

知ってると思うけど、この本釣りスキル・料理スキル・グルメ料理スキルがいっぺんに上がっちゃう便利な本なんだよね。

ミラルカちゃん、釣りスキルだけはちょっと弱いでしょ?

これ一冊読めば、エンゼルフィッシュひょいって釣れちゃうよ?それから売っぱらえばいーじゃん」

 

 

ミラルカ「ふん、多少は気が利くようね」

 

ヴラド「『物質主義』の悲しさじゃのぅ。

おっと、コードを間違えてしもうたわ、前の小節からやり直すとするかの」

 

始祖がギターの練習をしている間に、ミラルカは序文を読み終え

接ぎ木も終了。

 

ミラルカ「……グルメ料理だったら、私、すでにカンストしていてよ」

死神「それなら話が早い。じゃ、何か作ってくれる?」

ミラルカ「いかがかしら」

チャラ神「ナイスクッキング!

じゃ、魔法の国へ行ってエンゼルフィッシュ買ってきてよ。

釣れるけど、魔法の国で買うのが一番手っ取り早いんだよね。予備も用意しとかないとやべーもん」

 

かくて、ミラルカは魔法の国へ。

ミラルカ(……何かがおかしい。

エンゼルフィッシュは以前に釣っているし、釣りスキルもカンスト済。

エンゼルフィッシュを釣った時に報告しているし、釣りスキルをカンストしたことはチャラ神のLIMEに送った)

 

ミラルカ(最近は移動しても大丈夫になったから「釣り名人」の願望まで達成した。そのことも送った。

『エンゼルフィッシュは暴力的』と、ポ〇子のスタンプが返信されてきて……いけない、本筋に戻りましょう。

今日来たチャラ神は、私が釣りの腕を上げたことも、エンゼルフィッシュを釣り上げたことも、何も知らない。

とぼけているのではなくて、本当に知らない様子だった)

 

ミラルカ(死神は一人しかいないように見えて、何十人もの死神が世界に散らばっているのだということは、誰しもが知っている。

同じ装束を纏い、同じ声を出せるように訓練してから、あわいの世界からこちらへ放たれるのだということも。

……これは仮定に過ぎない。証拠はどこにもない。

けれど、もしも今日来たチャラ神が、実は本物の……。

だとしたら、私は……)

 

ミラルカはつややかな唇を強く噛み、キャスターの小路の店でエンゼルフィッシュを買い求め、再びポータルをくぐったのでした。

 

次回に続く。

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