小説のやかたへようこそ!
小説を書くこと、もしくは読むこと大好きな人はいますか?そんな人は、大感激!また、小説を書くことも読むことも苦手……という人もいるかもしれません。でも、中学生が作った、気軽に読める小説なら、読めるんじゃないですか?ちょっと、カフェでくつろぐように、ここに遊びにきてください!
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再会

「ご乗客、まことにありがとうございます。党内は、まもなく九州航空と着陸いたします。安全のため、シートベルトをおしめください。」

飛行機の中で、CA(キャビンアテンダント)のアナウンスの声が響き渡る。乗っていた客は、みんな腰にシートベルトをまく。

麗華(麗華)は、そのアナウンスの声をきき、飲み物のワゴンをひいて、自分も席につこうとしていた。

その時、トイレからでてきた男の人にぶつかる。

「申しわけございません、お客様。お怪我はされてませんでしょうか。」

「あ、いえ。いいんです、大丈夫ですから。」

そう言って、男の人は顔をあげる。その瞬間だった。

麗華の顔が、さっとこわばり、目を見開いたままその男の人を見つめる。

「…………」

男の人も、口をわずかに開いた。ふたりは、黙ったまま見つめあう。

「ちょっと麗華。何やってんの。早くしないと。あっ、お客様。まもなく着陸いたしますので、ご自分の席にお座り、シートベルトをおしめください。」

奥から、麗華の先輩がきて、そう言った。そして、その男の人ははっと我に返った。

「あっ、は、はい……。」

男の人はチラッと麗華を見て、麗華に背を向ける。

「あっ、あの……。」

わずかに声をあげたが、男の人は聞こえなかったように早足に去っていく。

「ちょっと。キャビンアテンダントが飛行機での規則破ってどうすんの。早くシートベルトしめないと!」

先輩はそう言って、麗華の腕をひいた。

「あっ……。」

麗華は、男の人の方を振りかえながら、自分の席へと戻っていった。





「党内は、無事着陸いたしました。足元に気をつけながら、降りてください。」

客達は、シートベルトをあけ、出入り口のほうへと向かった。

「御乗客ありがとうございます。」

そう麗華たちは、飛行機から降りる客達に言っていた。だが、なんとなく、麗華ひとりだけ、元気がなかった。うつむいたまま、頭をさげている。

あの男の人が来た。男の人は、麗華に向かってきた。麗華は、うつむくように頭を下げたままだ。

「さっきの人だよね?」

麗華は、思わず顔をあげる。まるで、自分のことを覚えてないような言い方だ。

「ごめんね。痛かったら、ほんとごめん。」

「えっ、あっ、いえ……。」

「じゃ。楽しかったですよ。空も。」

男の人は微笑み、丁寧に頭をさげると、降りていった。

いかないで――――――――。そう言いそうになった。どこにも行かないで。やっと会えたんだから。やっと……。

「何。なんかカッコよくない?」

後輩達が、あの男の人のことで騒いでいる。

「もしかして麗華先輩に惚れちゃったんじゃないですか?あの人。」

「やあだー。なんでいっつも麗華先輩なんですか?ずるーい。」

「あんたもお客様にモテたかったら、もうちょっと一人前のCAになること。わかった?」

「はーい。」

麗華は、後輩達の話なんて聞いていなかった。ただ、あの人のことでいっぱいだった。





あの人に出会っていなければ、お互い幸せだったに違いない……。

あなたに出会っていなければ、わたしはキャビンアテンダントではなく、ちゃんとした桐島財閥の女社長として働いていたのかもしれない。それで、出会ったとしたらあなたとは敵同士として働いていた。

それが、あたしの運命だったはずなのに……。

十四歳で、出会ったのがまちがいだった。そして、あの日あの時、何が何でもあの場所にいるんじゃなかった……。

真紅のバラ

これからこの「真紅のバラ」を書いてゆくつもりです!よろしくお願いします!(感想はこちら で!)

真紅のバラ

         


あなたに出逢ってしまった―――――――。



後悔をするということは、このことを言うのだろうか。



愛さなければ、よかった――――――。



ふたり出逢わなければ、幸せだったのかもしれない――――――。




だが、その運命の赤い糸は、あっけなくちぎられてしまって。


それでも、ふたりは愛し続けた……。