住めば都、米国日記
Sex and the City 2を観に行くつもりが。
何故だか、Robin Hoodに変更。

う~~ん。
SATC2はDVDでも良いかもしれないけど、Robin Hoodは案外劇場のでっかいスクリーンで見た方が面白いんじゃないだろうか?
私も歴史オタクだけど、一緒に行った友達も負けていない。
しかも、丁度ヘンリー2世、リチャード獅子王のお父さんの愛人関係の本を読んだばかりの彼女。
やたら時代に詳しくなっているので、こっちの映画を選らんだ、と言う感じ。

ちなみに私はスペイン、イタリアの歴史が割りと得意。
おまけに東欧の歴史も結構色々と読み漁ったので、普通の日本人にしてみれば知識がある方だと思う。

話を戻して、Robin Hood。

今までの映画や物語は、悪徳代官、シェリフ・ノッティンガムとの小競り合いが主になっている。
この映画は何故ロビンがOutlaw、追放者として生活する様になってしまったのかが題材になっている。

歴史オタクの私たちからすると、ちょっと無理やりこじつけてるでしょ?もあるにはあるのだけど。
ネタばれするのは良くないので、あんまり詳しく書かないけれど。
ロビンとマリアンが村の祭りで焚き火を前に、ゆったりとしたパバーヌを踊る。
12世紀のイギリスに、なんでスペインの踊りが?
しかもこのパバーヌをイギリスに持ち込んだのは、ヘンリー8世の一番最初のお妃、スペイン王女のキャサリンで、それは1520年ごろの話。
う~~~ん、と思いつつも、雰囲気ぴったりなので許せてしまった。

住めば都、米国日記

ラッセル・クロウって、あんまり興味のある俳優ではなかったのだけど、このロビンにはぴったりだと思う。
正義感の塊!と言うより、ちょっとズルして良い生活を送るために、ロビン・ロングストライドと言うイギリスに帰る事なくフランスで果ててしまった貴族に成りすますあたり、そこら辺の小悪党?
けれど、律儀にロビンの剣を故郷へ持ち帰り、ロビンの実の父親に、「ロビンになり、マリアンと結婚すれば良い」なんて言われるし。
もちろん、マリアン、大激怒!
マリアン役のケイト・ブランチェットが凛をした美人なので、これまたぴったりの役。
結婚して1週間後にフランスへ出征し、10年帰らぬ夫に操を立てて待っていたのだから、そりゃ怒ると思う。

けれど、マリアンに惹かれつつも無理強いせず。
そこかしこにマリアンに惹かれて行くロビンの様子が散りばめられながらも、同じイギリスの貴族に拠る裏切りで、国内で戦争が勃発。
ノッティンガムの領地を守り、イギリスをフランスから守るために戦いに出るロビン。
心ならずも・・・・・、ロビンを愛する様になるマリアン。

最後の戦争のシーンが素晴らしい。
胸がすく思いをする戦果、大バカたれの能無し国王の理不尽な決断。

最後、森の中で追放者同士、和気藹々と暮らす様が微笑ましい。
愛し合うロビンとマリアンの姿にうっとり。

で、定番のシェリフの出番は?
あるんですけどね。
税金もまともに徴収出来ず、上から役立たずだと思われてる下っ端役人役。
マリアンに懸想するにも、思いっきり嫌がられてるだけ。

5スター!とは言えないけど、星4つはあげてもいいかも。
なかなか面白い映画でした。