2005年4月9日。

母と2人、パグちゃんを迎えに行く。

途中で出くわした満開の桜並木は、まるで私たちの新たな門出を祝福してくれているかの

ようで、高揚感はますます加速した。

お姉さんの自宅近くまで来ると、もうすでに外で私たちのことを待っているお姉さんと

パグちゃんの姿があった。

車を駐車し、彼女たちのところへ急ぐ。

挨拶を交わし、フードや日用品などパグちゃんグッズを受け取る。

そして・・・いよいよ、だった。

母がお姉さんに抱かれているパグちゃんに向かって、「おいで!!!」と腕を出した。

すると次の瞬間パグちゃん自ら母の腕に「行く」と腕と体を動かした。

ワンちゃんってここまで意思表示できるの???

あの瞬間は、あれから16年という歳月が流れた今でも思い出すとグッとくる。

迎える側の私たちはいい。

送り出す側のお姉さんは???彼女の気持ちを思うと、胸が締め付けられそうだった。

色々な感情が入り混じった涙を拭き、彼女に別れを告げ私たちは自宅へ向かった。

母と新入り息子と3人、道中どんな会話をしていたんだろう・・・

ただただ見事に咲き誇る桜が、私たちの出会いをよりドラマチックに彩ってくれた。

 

自宅へ着き、この日のために用意しておいた3匹お揃いの洋服を新入りじじに着せた。

ちょっと大きかったけど、まぁいいか!!!

パグという犬種がそうなのか、若さという柔軟性がそうさせるのか。

ひめ・じじ・ちびはよくわからないうちに、なんとなくまとまっている感じになっていた。

お姉さんから渡されたじじグッズの中に血統書が入っていた。

何気なく3匹の血統書を並べてみた。

「そっか~、ひめは6匹きょうだいだったんだ~!!!」とか「ひめのママは黒パグちゃん

だったんだ~」とか言いながら、それぞれの歴史を見ていた。

ふと、「あれ?これ今見たやつかな?」と、じじとちびの血統書が私の頭の中で

ごちゃごちゃになってしまった。

なんかおかしな感じがして、じじとちびの血統書2枚をしっかり見比べてみることにした。

出生地、じじは新潟ちびは埼玉。

でもそれ以外のワンコの欄に同じ名前が沢山書かれてある。

ん???どういうこと???

 

アンビリバボー!!!

信じられない!!!

 

なんと、じじのママとちびのママが姉妹だったのだ♡♡♡

じじとちび、人間でいうところの『いとこ』だった。

こんなことってある?????

大興奮した私は、急いでお姉さんへ連絡した。

「これはもう運命ですね…」とお姉さんが言った。

 

『運命の出会い』ってやっぱりあるんだっ!!!

 

こうして賑やかで穏やかな3匹とのハッピー生活は幕を開けた♡♡♡

 

 

 

 

 

 

 

   全然良い写真がなかったけど『じじが家族になった日』ということで、記念に。笑

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