日本では梅雨入りしたそうで、北半球のアジア圏は概ね夏、日焼け止めの季節に突入している。
私の周りでは早目の夏休みに突入する人も出てきているが、欧州出身の友人達はプーケット、バリ、セブ、沖縄など直射日光全開の日焼けできるところ、アジア系の友人達はカナダとかビーチ以外の行き先を選ぶ傾向がある気がする。
アジア圏では美白とか日焼け止めについて皆気をつけていると思うが、欧州出身だと全身キリンさんのようにソバカスだらけになっても日焼けする人をよく見る。欧州は年間の日照量がまともなのは夏ぐらいだから仕方がないかもしれない。
欧州のようでいてそうではないオーストラリア出身の友人は、日焼け止めにはこだわりを持っている。彼女の祖国では日焼けから深刻な皮膚ガンになる人が少なくないため、医薬品に近い感覚で日焼け止めを選ぶという。
去年の夏、彼女の家に招かれ庭でお茶をしていた時、日焼け止めの量についての話題になった。友人曰く、日焼け止めの数値が高くても、それなりの量を塗らないと効果はない。なぜなら、数値のテストは0.2g/1㎠の量が基準だから、と、おもむろにポケットから日焼け止めのチューブを出して実演を始めた。
彼女はチューブから日焼け止めを絞り出し、手首から肘の近くまでが白く隠れるようなくらいに出して言った。「顔にはこの2倍が必要よ。私は2時間おきにつけているの。」と、絞り出した日焼け止めを顔に塗り始めた。
彼女の色素の薄い顔が、さらに白くなり、志村けんを彷彿させた。
彼女は仕事でオーストラリアとアジア圏を年中行き来するため、日焼け止めは必需品だという。確かにキリンさんにはなっていない、が、ソバカスはある。
日焼け止めクリームにも防ぐことに限界があるんだろうなぁ、と思うのを口実に、私自身は、日焼けしちゃったもんはしょうがない、と、オーストラリアの友人がレクチャーしてくれた2時間ごとの志村けんの白塗りは未だに実行していない。
