最近、中国が月の裏側を探査する目的の通信衛星打ち上げを成功させたというニュースがあった。

そこで私は、地球から月まで到着するのにどのくらい時間がかかるのか気になり調べてみた。
だいたい3~4日くらいで済むらしい。
思ったより近い。

単純に日数というところだけ注目すれば、松尾芭蕉の奥の細道の行程が、約150日かけておよそ600里、約2400kmだったそうだから、技術の進歩は従来の時間という概念の縛りを変えているのは間違いないと思う。

最近ではイーロン・マスクのように火星に移住しようぜとか提唱する企業家もいるし、もっと技術が開発されれば、現代では想像できないような高速短時間長距離旅行が可能になって、小学校で時間x速さ=距離なんて古い公式を教えるのはナンセンス、なんて時代が来るかもしれない。

もし、いろいろな場面で時間がどんどん短縮されるようになったら確かに便利ではあるだろう。
一方で時間の短縮は気分や余韻をも削ってしまうこともある。

いろいろな人の話を聞いていると、人間が何かを求めるのは感情を味わうためなんだろうと思うことがしばしばあるし、現に私はその通りだ。

私が会社員生活から卒業して、マイペースな時間の生活スタイルに変えたのも実はそこに理由がある。