江戸時代から続く老舗“山田松香木店”さんで
聞香実践コースを体験してきました。
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テキストを見ながら
お道具や香木の説明を受け
いざ実践!
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香木を2つ選び
灰山を作るところからスタート。
「灰押」で灰を押えながら山を整えます。
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正面を決め火箸で押さえて「聞筋」を入れます。
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山の中心に火箸で「火窓」を作ります。
出来上がりはこんな感じ。
初めてにしては、まぁまぁの仕上がり。
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「火窓」の上に「銀葉」を水平に置く。
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「銀葉」の中心に香木をのせます。
一連の作業に癒されつつ
聞香の準備完了!
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そしていよいよ「聞香」。
香りの聞き方を教えていただきました。
文字どおり、香炉から「香りを聞く」ということ。
香りは嗅ぐのではなく、心を傾けて香りを聞く、
心の中でその香りをゆっくり味わうという意味だそうです。
香りを聞くときに
「聞筋」を入れた正面を外すところは
茶道と似ていました。
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その後は聞香の余韻を楽しみつつ
スタッフさんが考案したという香木を使ったスイーツをいただきました。
こちらは「沈香茶風味のシフォンケーキ」
茶碗やコースターにも香木を使われているそうで
こだわりを感じました。
ネットや本で聞香のたき方や聞き方などは分かりますが
やはり実際にお話を聞きながら教えていただくのは大切ですね。
奥深い香りの世界を少しですが触れることができて幸せでした。
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帰りに思わず!
店頭で聞香セットを購入しようと思いましたが
道具萌えの私がストップ!
焦らず気に入ったものを少しづつ揃えていきたいです。
五感の中でやっぱり見た目も重視の私でした。
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山田松香木店