1年無事に過ごすことができたことに感謝し

椿大神社へお礼参りに伺いました。

 

ご祈祷もしていただきました。

 

祝詞、太鼓、神楽鈴…

音で神さまを呼び覚まします。

 

 

お正月が近づくこの時期になると

昔、お友達に言われたことを思い出します。

 

“―――――――――――――――――――

あなたは神社も教会にも参拝するんだね。

ダメだと思うよ。

―――――――――――――――――――”

 

その当時、とても寂しい気持ちになり

上手く説明できませんでしたが

その頃と私は今も同じ気持ちでいます。

 

 

神道も仏教もキリスト教もなんでも

私はみんな同じだと思っています。

 

その国や文化、様々な考えによって

神さまを表すカタチは違うけれど

 

同じところに通じているということ。

 

ほんとうは

神さまという存在は自分を通して表れるもの、心であって

カタチあるものではないということ。

 

 

 

私は日本の自然万物のあらゆるものに

神さまが宿るという考え方がとても好きです。

 

そう。

私にも宿っているのです。

 

神社の御神体が「鏡」である理由はそこにあるのではないでしょうか。

鏡を通して神を拝むという意味があるそうですが

神さまを拝んでいるつもりが鏡には自分が映ります。

 

神社や教会に参拝するのは

自分の深淵なる部分、人間のいちばん奥にある神性なもの

自分の中に宿る神さまとつながれる場所なのだと思っています。

 

そして

もともとパワーの集まったところに建てられている場合が多いので

良いパワーもいただけます。

 

 

人は分かりやすくするために

様々なものを分類したり、ルールをつくったり、カタチをつくったりしますが

それによってかえって分かりづらくなってしまったことも

たくさんあるのかもしれません。

 

すべては同じところから生まれて

同じところへ還っていく。

 

どちらで参拝するのかを気にしているのは

人間くらいなのではないでしょうか…

 

普段の生活の中でも神さまを感じることができますし

信じる心があるかどうかの方が大切な気がします。

  

  

とはいえ、

不思議と相性はありますよね。

 

私は椿大神社に参拝すると

心身が軽くなる気がします。

 

よいパワーをいただけているのでしょうか♡

 

 

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 鈴松庵

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椿大神社にお参りにいくと

鈴松庵(茶室)でお抹茶をいただきます。

 

お茶は一服800円(銘々皿付)

季節の和菓子と一緒にいただけます。

 

 

今日は、“かざはな”という銘の和菓子でした。

 

 

 

クリスマスの可愛い茶碗

 

 

 

百福と書かれたおたふく茶碗。

百福は「おふく」と読んで、

たくさんの幸せが来るようにという思いが込められているそうです。

 

 

 

飲み終わるとにっこり顔が♡

 

 

 

茶道の精神世界も好きです。

茶道がミサの道具や作法と似てると言われていますが

茶道を習いはじめて

精神性の交流を大事にしているところも

似ているなぁと感じました。

 

お茶を通して

自分の奥深くへと導かれ、自分の神性につながっていく。

どんどん無になり、宇宙と響き合い、ひとつになっていく。

 

宗教も神話も茶道も

すべては精神性を高める道しるべなのかもしれません。

 

 

椿大神社

〒519-0315 三重県鈴鹿市山本町1871番地

TEL:059-371-1515

http://tsubaki.or.jp