勉強が嫌いな子供は、なぜこんな辛い時間を過ごさないといけないのかと我慢しながら教室に座っているのでしょうね。それに対して大人は、学生時代もっと勉強しておけば良かったと後悔している人が多そうです。
これを見ると、勉強の大切さは社会に出てからはっきりしてくると分かります。子供の頃は大人はどんな仕事をしているか知らないので、勉強と仕事の繋がりのイメージがわかないのは当然です。ですから、子供から勉強の意味を聞かれたら仕事を見せるのがいい方法ではないかと考えています。親や親戚の仕事を見学して、その大人から学校の勉強がどう役立っているか、また、その仕事の難しさと楽しさを聞くのはそれ自体が学びになり、いい経験です。できれば子供からインタビューするようにして聞き出すのが面白いですね。
小学生の頃にたった1日でも職場を見ていることで将来の職業選択のヒントになります。最近はYouTuberになりたい子も多いそうですが、稼いでいる人は例外なく独自の工夫をし、努力しています。甘い世界はどこにもありません。それも見てみないとわからないでしょうから、やはり見学が力になります。
もしお子さんがいるならぜひ体験する機会を与えてあげてください。