中高6年間は演劇部でした。思いを身体で表現することに興味がありました。話すことも好きだったので放送部と迷いました。
もし放送部だったらアナウンサーを目指していたかもしれません。言葉だけで表現する難しさと、身体を自然に動かしながら言葉を合わせる難しさは全く違い、
難しいからこそ楽しさもあるのですね。
普段歩いたり話したりしている時は身体が自然についてきますが、演じるとなると突然手足を持て余してしまいます。
意識し過ぎると身体が固くなってしまい、また舞台上ではできるだけ正面が観客に見えるように歩かないといけないので制約もあり、難しかったです。演劇部は男子が少なかったので男役もしたりで、それも大変でした。
声の出し方を練習したことは今の仕事に役立っています。何がプラスになるか分からないので、10代の時はいろいろ経験するのがいいなと思います。