今年も行ってきました
ふぉ〜ゆ〜主演の『SHOW BOY』




7月クリエにふぉ〜ゆ〜はもう恒例だよね




(昨年のこちらもすごく楽しかったから

SHOW BOYと交互に再演しませんか´`*)




( ゚∀ ゚)ハッ!幕間がなかったよね!!





まず中に入ると

あれ?前回とは雰囲気が違う


(初演、再演各々1回ずつしか観ていない為

記憶が曖昧ですが…)


豪華客船の停泊風味は同じでも

まずかかっている音楽が

あの軽快なのじゃなかったねぇ

(‪ちゃっちゃっちゃ♪ ちゃちゃっちゃー♪)


あれ好きだったんだけどな〜


代わりにメロウなバージョンのテーマ曲、

( Life is show time〜)が。


夜に煌めき流れていく潮風と.*・゚

船端に寄せる波の映像で

大人ムードのお出迎えです。


ほぉ…

皆様、深夜これから始まる

最後のSHOWをお待ちくださいね ✧︎*。

という感じなのかな?



物語は豪華客船が舞台。

その日最後のショーが

深夜の船内キャバレーで行われる。


その本番1時間前から起きたあれこれを

彼ら4人の物語を軸に

オムニバス形式且つザッピングで描いていく。


福ちゃん、裏方

こっしー、ギャンブラー

辰巳くん、マジシャン見習い

まつ、中国マフィア

しょこたん、キャバレーの支配人


やっぱり4人そろうとまず感動するよね〜

わぁ、ふぉ〜ゆ〜だ!

今年も会いに来たよ

ほんとめちゃくちゃかっこいいです👏


ふぉ〜ゆ〜のダンスは元々すごいけれど


お歌頑張ってね!という気持ちはありました…


でも皆、経験と努力の積み重ねで

歌もどんどん良くなってるんじゃないかな


(だけと福ちゃん以外は、

昔のアイドルを彷彿させるような

どこかチャラめの声と歌い方なのは何故だろう〜

きっと踊りながら安定させて腹から歌うのは

とても大変なのでしょうね)



物語の1幕ごとに

古い映画のタイトルが付いていて

(で合ってますよね?)


各オープニング時は

舞台にかけられた紗幕に

出演者の名前と役名が映像で紹介される


…と共に

透けるその裏ではふぉ〜ゆ〜が

生着替え(!)

してたりするではないの

ちょっと、どちらからも目が離せない…



今回ストーリーに大筋の変更はないけれど

いろいろバージョンアップされているそう。


とはいえ

SHOCKなら変更点にすぐ気付く私ですが

さすがに今回はココだ!とは分かりません

(下手に高いアナウンス台が出来たのは

分かった)


でも全体を通して何となく…

ガムシャラ感やオーバー味が

少し抑えられていた感じがしました。


勢いで押すよりお芝居で伝えたいというか。

(的外れだったらごめんなさいね)


その分各々の抱える悩みや生きずらさが

リアル感を伴って

伝わってきたような気がしました。


いや、もしかしたら休演が続いたことが

どこか影響していたのかもしれないし

はたまたこの日だけだったかも

知れないのですが。



しかし、こっしーかっこよかったなぁ〜。

多分目が合って笑ってくれました(◜ᴗ◝ )

(…と、勝手に思ってるだけです)


個性が見えるこっしーのダンスって

ホントにすてき。

目が吸い寄せられてしまう。


お芝居も今回さらに良くて

ギャンブラーの抱える苦悩や葛藤に

ついつい心を寄せてしまったし


見知らぬ少女と一時の旅をするという

オシャレで心温まる古い映画を

本当に見ているようでした。

(ここのタイトルがペーパームーンだからね)


福ちゃんも

コメディ風味やオーバーアクションを

若干抑え気味にして

内面を丁寧にどう見せるか

のように(勝手に)感じたり


辰巳くんの見習いも

おどおどさによる笑いというより

違う種類の役作りよる笑いに感じました


マツのディーバは仕草がよりしなやかで

動きがとても綺麗だった!

そして中国語が見事でした。


このように

彼らの舞台人としての本質の向上を

今回は感じられた気がします。


ですが…

個人的には前回の方が

生きるか死ぬかぐらいの真剣さを伴った

パワーと笑い(と涙まで)がいっぱいで

そういうワクワクドキドキを

めちゃくちゃ期待していた自分がいましたね〜


その辺は何を求めるかで難しいね。

けど長く続けるためには

成長と共に変化させていくのは必要だと思う。


これはまた次の乗船がどうなるか

お楽しみってことでね!



SHOW BOYという作品は

今度チャリチョコをなさる

ウォーリー木下さんの演出。


本当にちょっとした工夫がいっぱいで

毎度素晴らしいなと思うんです。


広くないクリエをめいっぱい使って

大きな船の中を

部屋から部屋へ、場面から場面へ

あちこち走り回る感じが

見事に表現されているし


紗幕や映像を上手くオシャレに使って

理解不足となる所を補ってくれます。


お芝居の味付けは面白いし

交錯の仕方などは計算され尽くしていて

あぁ粋だなぁ〜と。


そしてウォーリー木下さんを初め

スタッフの皆さんが

ふぉ〜ゆ〜とこの作品に沢山の愛情を

注いでくださっているように思えて


そういう良い関係を築いてこられたことは

素晴らしい財産だと思うし


愛情を注がれる人たちであれ

というのは

とても大事なことだなと思いました。


松が、SHOCKの時もいつもそうですが

カテコではける時に最後

上空を一瞬指さしていました。

彼らも今辛いだろうなとずっと思ってました。


常に変わらぬ松の素の想いに

私は最後にまた

胸がじん  となったのでした。


素敵なショーをありがとうございました。

これからも4人に着いていくから

宜しくお願いしますね。



<日比谷シャンテ、神田グリルでのランチ>