子どもが小さかった頃はむちゃくちゃ大変で、

 

いつになったら楽になるの?

 

と思っていましたが、

 

我が家は小5になってからいきなり突然

 

大人になった感じです。

 

手は全くかからなくなりました。

 

大学生がいる感じです。

 

きっかけはダイビングじゃないかなと思います。

 

ダイビングは死と直結していることもあり、

 

しっかりとした機材チェック、

 

セッティング時のプレチェック、

 

バディチェック、

 

ダイビング中の自己管理は欠かせません。

 

そしてチームで潜りますから自分勝手なことはできません。

 

それを小4からひとりでやっているのです。

 

小5からは機材も一人で背負えるようになり、

 

私が機材を背負うときのサポートも

 

してくれるようになりました。

 

夫の母方は漁師だったこともあって、

 

海の危険を熟知していることから、

 

ダイビングには大反対。今でも大反対されてます。

 

息子は義両親に自分が撮った写真をみせているのですが、

 

いつも大丈夫なのか、と聞かれます。

 

小さいころからやらせて減圧症になるのでは?って。

 

実は私も不安です。

 

10歳からライセンス取れると言っても、

 

普通はちょっと体験するくらいで、

 

我が家みたいにガチでやらせる親はいないでしょう。

 

ガチでカメラ持たせて撮りたいように好きなように

 

潜らせてる親なんていないでしょう。

 

 

息子がやりたいとおもうことをとことんやらせる、

 

それが我が家の方針だったから。

 

 

ダイビングの世界の中で

 

息子にやさしく接してくださった方もたくさんいて。

 

そんな人たちに育ててもらった息子。

 

「君みたいなうまい子見たことないよ!」と言ってくれたガイドさん。

 

ありがとう。

 

みなさんのそんな優しいお言葉が

 

息子の自己肯定感を高めてくれました。

 

だから、息子は落ち着いた学校生活を送ることができています。

 

そして、小6でレスキューとったらさらに大人になったと感じました。

 

小5のときに「自立したダイバーになりたい」、

 

そういっていた息子。MSDを目標に頑張ってきました。

 

MSDを取得した今、今度はDeepとDMを目標に頑張るそうです。

 

親の私は息子と一緒に潜ることで、

 

息子とのコミュニケーションを維持しております。

 

息子ときちんと話そうと思ったら一緒にスポーツやるのが早いよ、

 

ってオージーの友人に言われたから。

 

セッティング中とかね、

 

ちょっとしたときに進路の話とかできるしね。

 

ま、聞いてくれないけどね。