福島核災三周年 台日交流反思音樂會 四分衛part | 我愛的你絕對要快樂!!

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台湾のロックバンド四分衛(Quarterback、スーフェンウェイ)を応援するブログです。

3月9日台北のLegacyで行われた

福島核災三周年 台日交流反思音樂會

イベントは3時~10時半までの約7時間。四分衛は9時半から10時15分まで。
他の出演バンドについては前回の記事をどうぞ→福島核災三周年 台日交流反思音樂會

暖劃のステージ終了後、幕が一度閉じて四分衛のセッティング。
この時「暈眩」で音合わせをしていて、意外な選曲にテンションUP

「暈眩」にまわりがざわついていると、今度は「項鍊」のイントロ
「わぁ~、項鍊もやってくれるのか~~」って思ってると……
おぉ!幕が開いたよっっΣ(・ω・ノ)ノ!Σ(・ω・ノ)ノ!

あまりに突然の始まりにみんな慌てて立ち始めるヽ(;´ω`)ノヽ(;´ω`)ノヽ(;´ω`)ノ
そしてこちらはワタワタしてるのに、そんなのおかまいなしの四分衛(笑)

項鍊
正直、この曲からスタートするのは本当に意外でした
これまで全体的に会場の空気がしんみりとしていたのですが、この曲で一気にヒートアップ
空気をがらりと変えてくれました
この日の阿山のギターは白のJazzmaster



実はこの日、会場へ向かうとき逆方向から歩いてくる阿山とすれ違ったのですが、急いでるようだったので声はかけなかったんです。
で、その時に髪が少しぼさっとしていたので、「まぁ、ステージ外だしなぁ」と思ってたいたら…
登場した阿山も相変わらず髪がぼさってたwww

というか、みんなすごくリラックスした格好と演奏で、前回のイベントがメイクもばっちりだったせいか、自然な4人がとても良かったです

好想彈吉他
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
まさかのまさかの

ちょうど前日に「最近「好想彈吉他」ライブで聴いてないなぁ~。久しぶりに聴きたいけどでもイベントのテーマからしてないよなぁ」なんて友人に言っていたんです!
なに?阿山、エスパー???

やっぱりこの曲は楽しい!!ぴょんぴょん飛ぶ阿山から目が離せません。
そしてそれをいつも楽しそうに見ている虎神ww
奧迪はこの日も汗をいっぱいかいていて、3曲目くらいの時には早々にメガネを外していました
(奧迪ってメガネを外したらどのくらい見えてるんだろう

緯緯もこの日はとても見やすかったです
当日はすごく意外な2曲に思ったんですが、こうやって書いてみるとしんみりした会場の空気を感じ取ってあえて激しめな2曲を前に持ってきたのかも。

MC
阿山「今日のこのイベントのテーマみんな知ってる?」
ここから地震にまつわる話
阿山「ある日、事務所で仕事をしていたら目の前の同僚がずっと頭を振っていて「おい、見てると気持ち悪くなるから頭振るのやめろよ!」って言おうとしたんだけど、気付いたら自分も揺れていて「あ、地震か」って気付いたんだ。で、その時にできた曲がこれです「暈眩」。本当だよ、本当にその地震の時に書いたんだ」

暈眩
そ、そうだったのかぁ。。。まさかの地震が由来だったとは(@_@)
歌詞を見ていて、この抜け出せない世界に気がおかしくなって眩暈を起こしているのかと思ってたけど。まさか本当に自分が揺れていたとはww
阿山の書く詞は生活感と芸術性のバランスが絶妙で、まるで日常のふとした場所にどこでもドアがあるように、ついさっきまでは地に足がついていたはずなのにいつも気がつけば四分衛の音楽の世界に放り出されていて……それはこういった曲の成り立ちと関係しているのかも

あぁ~阿山と虎神が向かい合ってギターを弾くところは何回見てもいいっ
それにこの日の虎神のギターの音色がすごく「暈眩」にピッタリで、なんというか、いつも以上にクリアに聴こえました。
でも、でもね、贅沢を言えば5人編成時の阿山のアコギが一番好きだな~。
なのでサポートのDiyaさんがいるときにまたぜひお願いします

MC
虎神「今日は沖縄の友達のバンドShaolong To The Skyと一緒の舞台に立てて本当に嬉しいよ~

そういえば、Shaolong To The Skyのライブのとき、虎神はステージ横ですごく嬉しそうに見ていました。
逆に四分衛のときはShaolong To The Skyのトウヤマさんがステージ横で見てくれれていて、なんだか嬉しかったです
去年角頭が沖縄に行ったときに知り合ったんだろうけど、こうやって日本のバンドとも交流があるのはやっぱり嬉しい~~
虎神「みんなさっきの日本人のパフォーマンス見た?ほら白い人の。いやぁ…なんていうか…芸術だよねぇ。……駄目だ。これ以上話すと余計なこと言いそうだから、今日は阿山に話してもらおう」
……絶対、下ネタ言いそうになったな(`∀´)
で、阿山が緯緯に「なんでもうそんなに汗だくなんだよ」とか言いつつグダグダ話して結局また虎神に戻り……
虎神「実はこのギターのコードはさっきのShaolong To The Skyのボーカルが「Try!Try!!」って言ってくれたんだけど、あの、思ったより短くて(笑)あんまり動けないんだよ。だから今日はおれも芸術装置。しかもくれたのか、貸してくれたのかよくわからなくて…もしくれたんだったら」
阿山「長いのに換えてって言えよ」
虎神「いや、でもこれはこれで…。ほら、首に巻けば「項鍊」になるだろ。このコードもスネークっていうんだよ」(←「項鍊」という曲は阿山がネックレスを見て作った曲で、そのネックレスもスネークっていう名前なんです)
観客「おぉ~~~」
……結局、あのコードはもらえたんでしょうか?

愛能夠
うん、この曲は必ず歌うと思ってた
阿山はこの日、珍しく喉がかすれ気味だったんですが、そのせいか特に最後の「別再蓋核能電廠~」に情感がこもっていて、またここでも泣きそうになってしまいました。

愛情夾在麵包裡
この日のリラックスした雰囲気にこの曲はぴったり!!
間奏のときに阿山がちょうどわたしの前にきて、ぐるっと会場を見まわしていたので
「あ、ターゲット探してるんだなww」と思って見ていたら、ふと目があってニッコリ阿山が笑ったんです。
「あ、まさか……」と思ったら、やっぱり!
思いっきりこっちを指さして歌ってくれました!!
きゃぁ~~~~

と、心の中では悲鳴を上げていたのですが、すみません、あの、わたし、若いお嬢さんたちのように「キャア~~」とか言えない性格なもんで……
それでも精一杯の「ありがとう」を込めて笑顔を送ったら、こりゃしばらく夢に出てくるんじゃないかってくらいの飛びっきりの笑顔を返してくれました

んぎゃあ~~~~~(心の中で)


ライブ終了後に隣の女の子が「あのとき、絶対阿山はあなたを指してたよね!!」と言ってくれたので「あ、うん…多分、日本人だからじゃないのかな」って答えたんですが…。
実は、ぶっちゃけちょっと期待していたんです
台日交流のイベントだし……あぁ、でもまさか本当に阿山が気づいてくれるとは(涙)

MC
阿山「今日はみんな午後から今までお疲れ様」
前列の観客「12時から来てる~~」
阿山「えっ!12時から来てんの!?すごいな!お疲れ!!」
緯緯「おぉ~、それはすごいな~~(棒読み)。じゃあ、12時から来てるファンにはなにかご褒美がないとねっ!!はい、ステージに上がって歌っていいよ。ほら、12時から来てる人、手をあげて」

って、嫌がらせかいっっΣ\( ̄ー ̄;)

観客「緯緯、話して~~」
緯緯「話?何を?」
観客「おもしろい話~」
緯緯「おもしろい話?今日のテーマわかってんの??おもしろい話とかする場じゃないだろ!!
……おれの部屋には和室があるんだ
観客ぽかーーん(@ ̄Д ̄@;)(@ ̄Д ̄@;)(@ ̄Д ̄@;)

∑(-x-;)∑(-x-;)∑(-x-;)∑(-x-;)
あ、核四にかけたダジャレかっっ( ̄□ ̄;)!!

虎神「おれも最近、永和市に住んでるって人に言いづらくてさ。永和市。擁核四」
緯緯「日本人の家にはみんな和室(核四)があるんだぞ!!」

確かに、うちも日本の家は全部和室ですけど……( ̄Д ̄;;
てか、本当あんたこそ今日のイベントのテーマわかってます?
王銘を見習えっっっ
まぁ、こーゆーしょーもないところが彼ららしくていいんですが(苦笑)

一定要你來救我
大風歌
まさか、あんなしょーもないダジャレトークの後、この人たちに泣かされるとは……(T_T)
そして次に「大風歌」でまた気持ちも浮上
ただ阿山がぴょんぴょん動くたび、イヤホンが揺れて…せっかくメンバー全員特注でイヤホンを作ったのに、阿山3曲目あたりからずっと外したままなんですよね~。それがすごく気になって。
なんでも一人一人の耳の器官に合わせて作っているので、本人以外は合わないそうです。その分、聞こえ方もこれまでのイヤホンと異なるのか、阿山も「まだ慣れないんだよ」って言ってました。
「まぁ、でもせっかく作ったんだし、使わないとね」と言ってイヤホンをつけなおしてこの曲。

雨和眼淚

曲が終わったあとで何やら相談する阿山と奧迪。
阿山が下を指さすのでてっきりステージに降りる相談をしてるのかと思いきや…
阿山「いや、そうじゃなくて。せっかくみんな長い間待ってくれてたから、最後にみんなを励ます歌を歌いたいなって思ったんだけど…奧迪がさっきから手がつりそうだから、もっと話せもっと話せって言うんだよ」
奧迪「さっき飛行機で無錫から帰ってきたばっかりなんだよ~」
相変わらず忙しく飛び回ってるんですね、お疲れ様です、奧迪

虎神「でも元の曲も楽しいし、充分みんなを励ませると思うよ」
ってことで、結局元の予定通り進めることに…。
ちなみに阿山がみんなを励ます為に予定を変更して歌おうとしてたのは「吸血鬼」だったそうです。
いや、盛り上がるけど…励ます曲かな??
( ̄ー ̄;

愛可以讓我們在一起
うん、やっぱり虎神の言うとおりwww
どちらかというとこの曲の方が「励ます」のに近いと思うよ

この日は残念ながらマイクの関係で阿山は飛び降りれず、かわりに舞台下で撮影しているカメラにめちゃめちゃサービスしてました

まず阿山が
奧迪に向かってカメラになんかアピールしろよってジェスチャー。
「え!おれ!?カメラ見ればいいの?」って感じでびっくりしながらジェスチャーを返す
奧迪。
結局、何も思い浮かばないのかただにっこり笑うことしかできずwww
その後で阿山が「こうするんだよ」ってお手本を見せてました
実はこのカメラがわたしの前にあったので、一部始終を目の前で見ることができてこれまたラッキー


(アンコール)
起來
四分衛には珍しく再登場まで時間がかかったので、もしかしてこのままアンコールなしなのかなと思ったのですが、やっぱりこの曲は歌わないとねっ!!


この日の選曲は締めるところは締める。でもしんみりなりすぎないように配慮されていて、メリハリの効いたいいバランスだったと思います
会場の雰囲気も正直、客数も少なかったし、まぁテーマがテーマなのでめちゃめちゃ盛り上がるってことはなかったんですが、その分ゆったり音楽を楽しむことができたし、ステージとの距離も近くて、本当に居心地の良い7時間でした
全体的に余裕を持ってスケジュールが組まれていたので、こういったイベントによくある「時間が押してるよ!!」といったせかせか感もなく、見ている側は自由に会場の出入りもできるし、ゆっくり考える時間もあれば、目を閉じて音楽に浸ることも、みんなと楽しく歌うこともできる、本当に素晴らしいイベントでした
こういったイベントはともすれば重たい気持ちになってしまいがちですが、四分衛のおかげで最後は楽しく、暖かい気持ちで帰ることができました。ありがとうございます


終演後に出待ちをしていたら…
奧迪が最初にわたしを見つけてくれて「あ~センセイ~~(^∇^)」
…いや、だからあなたの先生じゃないから。先生って呼ぶのはやめてって言ってるのに
で、奧迪にサインをお願いしていたら、横を通った虎神がわざわざこちらに「ちょっと待ってね」と言ってから、Shaolong To The Skyの方々に挨拶をしに行きました。
なんて優しいの、虎神っ!!
そして阿山や緯緯に「これ、先生の。サインして、サイン」とまわしてくれる奧迪っっ!!
阿山も「楽しかった?」とか聞いてくれて……
もうみんな本当に優しすぎるっっ!!!

虎神を待つ間も奧迪は気をつかってくれて、ずっと隣で「アレ、busy man。チョットマッテ。チョットマッテ」とか「サムイ~~」と話しかけてくれました

で、それを聞いた阿山が「ツメタイ吧」と言うので、寒いと冷たいの説明をしたらなぜか感心されてしまいました。いや、一応日本人ですから
日本語教師ですから

(でも台湾の人本当によく「寒い」と「冷たい」間違えるんです)

で、最後に虎神が戻ってきて「待たせてごめんね」とサインをしてくれました

さらに時間が遅くなったので「気をつけて帰るんだよ」とまで言ってくれて……
そしたら横で緯緯がものすごく大げさに外国人が話す中国語を真似て「時間很晚~回家要小心~~」って。。。
(-_-メ
いや、聞き取れてるから。わたし、ちゃんと返事してたでしょ?なんなん??
もうっ!いい人なんだけど、いつも憎たらしいっっ(◎`ε´◎ )(◎`ε´◎ )
でもこの人、ドラムを叩かせたらいい音出すんですよぉ~~~