皆さん、こんにちは虹
大阪は今日は快晴晴れ心もからだも明るくなりますねクローバー

さて、今日は先日お問い合わせいただいた内容について少しお話したいと思います。
あるお母様からのご質問。

「うちの中学生の娘なんですけど、歯垢が緑色なんです。歯医者さんでは付くたびに取るしかないって言われて取るのですが、またすぐに付くんです・・・。これは何が原因なのでしょうか?」

ちなみに、特に色のつくような食べ物を好んで食べているわけでもない、ということでした。

そうそう、たしかにいらっしゃるんです。歯の表面が緑色になっている患者さん女の子
でもごく稀に見かける程度です。

そして通常は、歯の見えている部分に付く歯垢(プラーク)は白や黄白色であることをお伝えし、
口腔内細菌の産生物によって、そういった色味の付く場合があることをお話しました。

実際、歯ぐきよりも深い所につく歯石は血液の成分に由来し、黒や緑のことが多いのです(タバコを吸う人は茶色いこともありますが・・・)。

では、出血しない場所(血液に由来しない場所)、特に歯の見えている部分が緑色になる理由は・・・はてなマーク
そうなると、細菌自身が色素を産生している可能性が高いですよね。
色素産生細菌・・・
緑色の細菌・・・

というと代表的なものは「緑膿菌」です。


この緑膿菌は誰もが持っている日和見菌ですが、健康な人の体内に細菌叢として定着することは稀で、5~12%だそうです。そして口腔内にも存在します。

緑膿菌は院内感染原因菌種として有名ですねビックリマーク
でもMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)や、カンジダ菌を抑制することもわかっているんです。
緑膿菌の緑色の物質が抗菌作用を持っていることは経験的には知られていて、実際に抗菌物質としてジフテリア患者さんの治療に用いられたり、第一次世界大戦中までは緑膿菌の感染が合併すると丹毒が改善することが着目されて、局所投与による治療が行われていたそうです。

そう、この「緑色」が侮れなかった!!

緑膿菌が産生する3つの抗菌物質のうち、緑の色素を持つピオシアニンという物質がカンジダ菌をはじめとする真菌に抗菌作用を働くそうです。

ちょっとわかりずらいですが、
「緑膿菌の保菌状態あるいはバイオフィルム形成状態で抗微生物活性物質は活発に産生され、他の微生物の侵入を阻止している可能性がある」

天然の抗菌物質として働いているんですねニコニコ

そして、
「緑膿菌の抗微生物活性は、栄養状態の悪い環境で産生能が高まり、また、各種栄養成分の補給で
抑制されるとの報告もある」

う~ん、栄養状態気になりますねあせる


どちらを優先させましょうガーン


やはり、育ち盛りのお嬢さん、各種栄養摂取は必要ですよねリンゴ

ここはぜひもう一度栄養をチェックしていただいて、緑色のプラークは除去した方が良さそうです病院

ただ、3DSなどの抗菌療法はやらないでくださいねあせる
緑膿菌にはほとんど効きません。腸内環境荒すだけです汗

「菌には菌を!」

ということで、菌質を変えてみましょうペンギン

以前お話した腸内フローラも口内フローラもどちらも大切です。
お口にも腸にもやさしい乳酸菌で、バイオセラピーはじめましょうドキドキ


ロイテリ菌


乳酸菌PF