薄紅いろの ちらちらと
舞い落ちる雪は 君の涙に似て

見上げれば 微かに匂う

抜けるような青い空
      ・・・・・・君の匂い

  涙の滴は
  空一面に
  狂い咲いた
  紅いはな


 ひとひら ふたひら

        零れ墜ちて


     何処へか 流れていってしまう



もう一度 見たかったね
君の肩を抱いて

紅い雪の花びら
噎せるほどの
息づかい



その 二人を取りまく空気だけが
止まった時間の中で うごいていた・・・