外食事情、第3弾。

 ホーカーセンターのローカルフードも悪くないんですが、エアコン効いてないのが最大の難点です。屋根があるとはいえ所詮外ですから、虫が飛んできたりとかします。ローカルフードが食べたいけどホーカーセンターはちょっと…という方には「フードコート」がオススメです^^

 フードコートは、一言でいうとホーカーセンターの屋内版(orエアコン効いてる版)です。日本でいうフードコートと同じように大きなショッピングモールの中に入っていて、小さなお店がたくさん集まっていて、いわゆるセルフサービス形式です。お値段はホーカーセンターより若干お高いものの、フツーのレストランよりは相当安く、5~7SGDあれば十分です。メニューの種類も豊富なので毎日通っても飽きません^^

 フードコートでの過ごし方はホーカーセンターとそれほど変わりません。しいて両者の違いを挙げるとすれば、

 ・フードコートにはドリンクを売りに来る人がいない(と思う)
 ・フードコートの方がヘルシー志向強めのメニューが多い(低カロリー、野菜多めなど)
 ・フードコートには若い人が多い(ビジネス街から来ている?)

 と言ったところでしょうか。

 私自身は、ホーカーセンターよりフードコートに行く機会の方が圧倒的に多いです。たまたま職場の近くに良いフードコートがあるというのが大きいですが、いつも一緒にランチする職場の女性陣がホーカーセンターは暑いからイヤだっていうのでw 逆に男性陣はホーカーセンターに行くことが多いようです。好みが綺麗に分かれてるので、見てて面白いです^^


 外食事情第二弾。

 旅行ガイドを見ると、十中八九、シンガポールでローカルフードを食べるなら「ホーカーズ」で!と書いてあります。ホーカー(Hawker)というのは露天商、屋台という意味の英単語で、ホーカーズというのはそういったお店が集められたエリアを指すそうです。

 が、シンガポーリアンに「ホーカーズ」といっても通じません。

 じゃあ何といえばいいのか?

 正解は「ホーカーセンター」です^^

 ホーカーセンターの特徴は、小さなお店がたくさん集まっていること、屋根はあるけどエアコンは効いてないこと、HDB(団地)の近くにあること、国営であること(!)などなど。こんな感じです↓。

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 なんでも昔は無認可で衛生的によろしくない屋台が沢山あったとかで、シンガポール政府がそれらを排除すべく、屋台を一か所に集めてガッツリ管理したのが始まりだとか。そのおかげかどのホーカーセンターも衛生面はきちんと管理されてる印象です(少なくとも自分はおなかを壊したこととか全然ないです)。

 ホーカーセンターの食事は、なんといってもお安い!! チャイナタウンやブギスみたいな都会(?)だろうと、超ローカルなHDB周辺だろうと、3~4SGDあれば余裕でおなかいっぱいになります。さらに種類がとても豊富で、中華系・マレー系・インド系のメニューに加え、飲み物や果物等のサイドディッシュまでそろっています。自炊するよりよっぽど安く色々食べられるんじゃなかろうか??

 以下、ホーカーセンターでの過ごし方についてご紹介します^^

(1)席の確保
 食事時は混みあうので、まずは席の確保をするのが正解! テーブルの上に何か置いておくだけでOKで、誰かがそこにいなきゃダメとかいうことはないです。何を置くか?は、貴重品じゃなきゃ何でもOKですが、ポケットティッシュを置いておくのがシンガポール流☆

(2)お店の選び方
 よく言われていることですが、人がいっぱい並んでいるお店は美味しいです。たいてい外しません(…が、たまにサーブが遅くて並んでいるだけのことも凹)。
 衛生面が気になる人は、お店のランク表示を見てみるといいかもしれません。AからEまであり、B以上なら相当衛生基準が高いと思ってよいそうです。個人的には、ほとんどのお店がBだと思います。Aなんてホーカーじゃ滅多に見かけません。スタバとかの大手くらいじゃないかな?

(3)注文の仕方
 日本のフードコートと同じ感じです。必要ならトレーを持っていって、レジのところで注文を言うだけ(いわゆるセルフサービス)です。メニューが中国語系とかでうまく発音できそうにないときは、メニューの番号だけ言ってます^^; 「Can I have ... No.4?」とか何とか言っておけば大丈夫です。
 お店の人に一番よく聞かれるのは「Have here?」でしょうか。テイクアウトするかしないかの質問です。お店で食べるときは「Have here」、持ち帰るときは「Take away」と答えます。この言い方はイギリス英語由来らしいです。アメリカ英語の「For here」と「to go」も通じますが、この表現はあまり聞かない気がします。
 あとはもう、困ったら前の人のマネをしてみるに限ります。

(4)食事中
 ホーカーで食事をしてると、見知らぬ人にいきなり話しかけられてビックリすることがあります。ぜんっぜん聞き取れませんがw、たいてい「飲み物どう?」って言ってるそうです。もちろん有料ですが、ホーカー価格なのでお高くはないです。買ったことないので相場は知りませんが。
 食事中に注意することがあるとすれば、テーブルやトレーはきれいなものと思わない方が良い、ってことでしょうか。日本人の感覚だと、ついポロっとこぼしたものを「三秒ルール」とか言って食べたくなってしまいますが(すみません^^;)、同僚に全力で止められました(恥)。 よくよく観察してみると、多くの同僚はスプーンやフォークをトレーの上には置きません。トレーはあくまで運搬用ってことなのかな?

(5)食後
 日本のフードコートだと、食後は自分で食器を片づけるのが基本ですが、シンガポールの場合は違います。どのホーカーセンターにも片付け専門の人がいますので、放置したまま帰ってOKです。最初はちょっと抵抗ありますがラクでいいなーと思います。
 この片付け担当の方々は実にすばやくて、こちらが食べ終わってから席を立たずにいると、すぐに「お下げします!」ってな感じで食器を持って行ってしまいます。混んでるならともかく、空いてる時もそんな感じなので落ち着きません。。。まぁ、ゆっくりお食事しておしゃべりして…って感じの空間ではないということでしょうか。

 次回はフードコートのご紹介です!


 食レポがたまってきたので、ここらでシンガポールの食文化について少し書いておくことにしました。ワタクシ普段は外食ばっかりなのですが、今回は外食と自炊の対比などを少々。

 さて、シンガポールに来る前、周囲の人たちから「シンガポールには自炊する文化が無い」とか「三食とも外食が普通」とか聞いていたので、自炊嫌いの私には天国のようなところだ!と思ったものですが、同僚たちを見てると自炊してる人も結構います(^^; まぁ普通に考えたら当然なんですけども。。。

 とはいえ、やはり外食はシンガポーリアンの食生活の中で必要不可欠で、かなり大きなウェイトを占めてるなぁと感じます。日本だと「外食=手抜き、不健康、不経済」で「自炊=愛情、健康的、経済的」なイメージがありますが、シンガポールではそういうイメージは無く、外食も自炊もあたりまえに生活の一部になってるみたいです。

 そういう文化になった背景には、男女共働きが普通な上に、女性が家事を!みたいな圧力が少ないことと、外食(特にホーカーセンター)がすごく安くて、わざわざ自炊しても経済的メリットに乏しいことがあるようです。また、シンガポーリアンは結婚するまで実家に住むのが普通なので(家賃が高すぎて一人暮らしが難しい)、独身のうちは自炊する必要も機会もないのだとか。

 じゃあどういう人が自炊するの?と同僚に聞いてみたところ、専業主婦(特に子供がいる人)、料理が好きな人、外国から来ていて自国の料理が恋しい人…といった感じのようです。

 なお、自分が滞在してるホテルにはミニキッチン(といっても東京の自宅より大きいorz)が付いているので、自炊できないこともないんですけど…。どうせ調味料とか買っても短期間で使いきれないし、特に和食が恋しいってこともないし、自炊する必要はないっっ!!!

 …と言い訳してみるのでした。


 今度遊びに来てくれる友人Y子ちゃんから珍しい果物を食べてみたい!といわれ、パッと思いついたのが、果物の王様ドリアンです!!

 ドリアンといえば、ニオイがすごすぎて公共交通機関への持ち込みが禁じられているという、強烈な果物。シンガポールでは旬の時期ならフツーのスーパーにも売っていて、簡単に入手できます。ちなみに旬はマレーシア産が6~8月、タイ産は3~5月くらいだそうなので、帰る前に食べるとしたらタイ産ということになります。

 シンガポールに来るまでドリアンがどんなニオイなのか全く知らず、勝手に腐敗臭系を想像してました(笑) が、実際はそういう感じではなくて、単に美味しくなさそうなニオイっていうか…ちょっと説明しづらい新ジャンルのニオイでした 。そしてとにかく強力で、売り場が離れたところにあっても余裕で気付くぐらいです!

 で、Y子ちゃんに食べてもらう前に下調べをするつもりだったんですが、平日は仕事があるから匂いが染み付いたらイヤだし、スーパーでみるドリアンは1パックが大きすぎて一人で処理しきれそうにないし…と迷っていたら、同僚が「ドリアンケーキ」を紹介してくれました!

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 ブラスバサー駅(ドビーゴート駅の東隣)の近くにあるランデヴーホテルのカフェのドリアンケーキです♪ 見事にドリアンカラー!

 匂いの方はというと、まずカフェに入った途端「ん?ドリアン臭!?」と思ったものの、スーパーのドリアン売り場ほど強烈ではなく、すぐに慣れました。ケーキ自体の匂いもあまりキツくなく、これなら平日に食べても平気そうです。

 お味は実にクリーミーで甘くてまろやか! 味の濃いバナナ?みたいな感じでしょうか。食べた後に口の中でドリアン臭的なものを感じますが、同時にコクも感じるというか、イヤな感じではありません。一口食べた後に水やコーヒーを飲むと、また口の中でその風味がフワッと戻ってきて面白かったです。相当味が強いんだろうなー。

 お値段は9.90SGDと少々お高めですが、本物のドリアンにいきなり挑戦するのはちょっとーって時にいいなと思いました^^

Rendezvous Hotel singapore
 http://www.rendezvoushotels.com/singapore/dining/default-en.html
 9 Bras Basah Road, Singapore 189559

 GWの後半に友人が遊びに来てくれることになりました^^ シンガポールでの仕事の締めくくりがGW前半なので、それまで相当バタバタしそうなんですけども、その後は帰国準備期間が多少あって、そのタイミングで来てくれる感じです。

 テンションが上がってきました!!

 というわけで、帰国前にやりたいことを書き出してみました。どれも一人で行けないこともないけど、一緒ならもっと楽しいだろうなー。(もちろん友人の希望が最優先ですが)

  • ハイティ巡り(是非行きたい)
  • チャイナタウン探訪(屋台エリアをまだあまり見てない)
  • リトルインディア探訪(ムスタファセンターとか)
  • アラブストリート探訪
  • リバークルーズ&ナイトサファリ
  • セントーサ島探訪


 思い出したら追記予定。