著者: ポール・オースター, 柴田 元幸, Paul Auster
タイトル: 幽霊たち

122ページ。定価400円。手頃な値段と厚さのこの文庫本。
登場人物は、すべて、”色”である。主人公の探偵はブルー、依頼人はホワイト。ブルーが依頼され見張る相手は、ブラック。ブルーもかつての上司はブラウン。
ブルーは、ブラックを見張り続けるが、毎日何かを書き続ける。何の変化もない毎日に次第に飽きたブルーは、空想をする。そして、変装してブラックに近づいていく。
こうしたことがミステリーとなり、物語となることへの不思議さを感じる。