
著者: 色川 武大
タイトル: うらおもて人生録
色川武大、別名阿佐田哲也の人生論。
色川自身は、自らを劣等生と称し、劣等生が学校で上手くやっていくセオリーを説く。これは、阿佐田哲也の名前で好評を博した麻雀小説に通じるところがあるだろう。
「人生では、9勝6敗を狙え」と説き、如何に上手く負けることが大切かを教えてくれる。「人生は常に上手くいくとは限らない」「持続性が大切」「しっかりしたフォームをつくれ」が3か条。
そして、運を無駄にしないことが大切。人それぞれに持って生まれた運の数量が決まっているためだそうだ。
会社に入って、じっくりと人を観察することや正反対のことをやることを薦める。勉強したら遊べ。遊んだら勉強しろと。
この本の文庫版で昭和62年版である。少し自分自身が大変だなあと思ったときにこの本を読むと不思議とヒントが見つかるような気がする。そういった意味からも、いい本である。