このミステリーがすごい(2003年版)で海外ミステリーで1位になった記事を読んでから、気にはなっていたが、500ページの本の厚さと値段(文庫なのに1,000円を越える。)ストーリーのなじめなさから購入を控えていたが、ようやく決断したのが、今年の3月。でも、1年も経つと、本を探すのも大変だ。ある程度大きな本屋さんでないと見つからない。案外不思議なところだ。購入後、再び積読状態。9月になってようやく読み始める。第1章を読む終えるのに、3ヶ月かかった。第1章は、嵐の晩に現れた男スティーブンと農場主キャロルの不思議な共同生活。その話の間に入る不思議エピソード。ナイジェルやポールの話。ちょと、怖い。感じが出て、読もうとするが、またそのまま。
ところが、第2章に移ると、読むスピードがアップする。第2章は、ほぼ1日。第3章は、夜中に読む終える。
後で、あとがきを読み、このミスの解説などで知ったのであるが、このような作品を「サイコスリラー」と呼ぶようである。確かに、登場人物に危険が迫ってくるため、読書にもその恐怖感が伝わってくる。それが、ある種の面白さとなり、本のページをめくる速さとなるのであろう。
まさしく、第2章からは、次第に登場人物の謎が判明し、登場人物を追求する見えざる姿が、次第に見えてくるだけに、面白くなっていくのであろう。
読む終わってから1週間。実は、まだ、すっきりした気分ではない。普通のミステリーのように謎解きをする探偵が出てくるわけではないので、なんとなくエンドマークが自分の中には押されていない。もう一度、第3章をゆっくりと読んでみたい気がしている。そうしないと、完全に読む終えた気がしない。
ということで、この本は、まだ未読状態である。


著者: ジェレミー ドロンフィールド, Jeremy Dronfield, 越前 敏弥
タイトル: 飛蝗の農場