女神のストーンオラクル解説~ミネルヴァ、ディアナ | ~蓮のうてな~

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マジカルツール作家、タロット占い師。
天然石を使ったクリスタルワンドやオリジナルのオラクルカードを制作しています。
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蓮のうてなに、ようこそ。


「女神のストーンオラクル」解説、
  ギリシャ・ローマ神話編・2。


今回は、ミネルヴァ女神とディアナ女神の二柱の処女神についてお話します。



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ミネルヴァ:プレナイト





 
ローマ神話の知恵・医術・戦いの女神。
ギリシャ神話ではアテナ。


生まれながらに武装した、気高い処女神です。
数々の英雄達を助け、時に知略を授けます。


また、学問の守護神として知恵のシンボルであるフクロウを連れています。


女神には知性の石であり、聖木であるオリーブ色のプレナイトを重ねました。






戦争の残虐な面を現すマルス神(アレス)とは異なり、理知的で誇りと名誉の為に戦う女神です。


知識というものは時には諸刃の剣となりますが、ミネルヴァ女神ならばその力を良き方向に向けてくれるでしょう。



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ディアナ:ムーンストーン






ローマ神話の月と狩りの女神。
ギリシャ神話のアルテミス。
太陽神アポロンは双子の兄弟です。


森の樹木や獣の女神でもあり、銀の月の弓を持ちニンフ達を連れて野山を巡ります。


ディアナ女神には、月のパワーを宿した石であるムーンストーンを重ねました。






月の満ち欠けの如く多様な顔を持ち、月神ルナ(セレネー)・闇の女神ヘカテーと三位一体とされる事があります。


また大地母神の要素も持ち、処女神でありながら出産を司るという、矛盾した面もあります。


人にはいくつもの顔があり、
物事は常に変化の波の中にある。
そんな事を考えるカードです。



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今回ご紹介した二柱の女神は、どちらも快活なイメージです。
たまには恋をする事もありますが、普段は男性に興味を示さず、武器を手にして男勝りの活躍をします。


実は古代ギリシャは、おそろしく男尊女卑の世界でした。


実際は神話のように、女性が公共の場に出る事はありませんでした。
身分の高い女性ほど外出する事は殆んどなく、家の奥で一日を過ごしていました。


街中を歩いていた女性は、奴隷か娼婦ばかりだったようです。


そのような社会で強い女神達が崇拝されていた事に思いを馳せてみると、また少し感じ方が変わってくるかもしれません。



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ありがとうございました🔯