何となく検索していたら音楽サイトに行き着いた。


「悲しみは星影とともに」


オリジナルサウンドトラック盤・・・



少年のセリフ入りのこの懐かしい曲を聴いていたら
涙が止まらなくなってしまった。


主人の兄が大好きだと言った曲・・・



私は若い頃、かなりの映画を見ている。
この曲も
もちろんこの映画も好きだった。



そう言ったときの義兄の嬉しそうな顔・・・
今も心に焼きついている。




義兄と同じ年の大切なメル友さんがいた。



メールというのは顔は見えないけど何度かやり取りするうちに
その人の人格というか感性というか
そういうものがハッキリ見えてくる。
私のことも相手に見えるはずだからちょっと怖いけど・・・



メル友のRさんは本当に素晴らしい方だった。
言葉の一つ一つが優しさに溢れていて
いつも癒されていた。



義兄が癌に侵されたとき
その悲しみも全て打ち明けた。


やがて

悲しんでばかりいられない!
何とかしなくちゃ!!



そして自然食の世界を知った。



Rさんはいつも優しく私を励ましてくれたり
精神的に助けてくれたけど
あるとき、ちょっとした表現でわかってしまった。


Rさんも同じ病だということを・・・



恐る恐る失礼にならないように
そして、間違いであるように祈りながら尋ねた。



驚いていらっしゃった・・・
どうしてわかったのかと・・・



せめてPCの世界では元気な自分でいたい
誰にもナイショですよ


と諭された。




数年後、義兄が・・・
そしてあとを追うようにRさんも亡くなられた・・・





奥さまからご丁寧なお手紙をいただき
思っていた以上に素晴らしい方だったと改めて思い知ったけど
私は空っぽになってしまってHPを閉じた。



Rさんが一番よく見ていてくださってたから・・・




今もRさんのブログが残っている。


時々いってコメントを書いてくる。
決してお返事がない一方通行のコメント・・・



天国のRさんに今の思いをぶつけるだけの場になってしまった。





義兄とRさん


どうしても重なってしまう。




「悲しみは星影とともに」



聴いていたら
久しぶりに何か書きたくなって
思わずここを開いていました。