新しい年が明け、早くもきょうは七草。


こう言っている間にも刻々とときは過ぎ行き
やがて桜が咲き
春の一番いい季節はあっという間に過ぎ去り
梅雨が来て
暑い暑い夏が過ぎ
もの悲しい秋のあと
冬になり
また新しい年を迎える・・・


こうしてあと何回同じことを繰り返すのだろう。



年明け早々こんな話をして笑われた。
明けたばかりで気が早いったら!(^^;)



母が年々小さくなっていく。
からだが硬く縮こまっているからそう見えるのだろう。


毎年
「どうぞ今年も元気でいてくれますように!」
願いながら10年が過ぎた。


私のほうが先かもよ


そう冗談言って笑っていたのが冗談でなくなるような・・・



でもありがたいこと!


本当にそう思う。



さて今年は子供たちが私に旅行をプレゼントしてくれるとのこと。


昨年、長男から言われた。


「3つの案があるから好きなのを選んで!」


ひとつ

  長男、次男一家全員で行く

ふたつ

  私たち夫婦で行く

みっつ

  これは特例と前置きした上で
  長男、次男と一緒に行く



みっつ目は多分私が以前落ち込んだときについ言ってしまったことを
長男が覚えていたのだろう。

「昔のように親子だけで過ごす日なんてもう来ない・・・」


うーん・・・

今、思い出すとあの頃はただただ淋しくて
お嫁さんが来て家族が増えたと喜んでいたのが
実はそうではなくて家族が減ったんだ(息子がいなくなった)
と気がついたというか
思い込んだというか


原因といえば
何度か相手方の親子旅行が相次いだということなんだけど・・・


娘はいいな~
息子と旅行なんてあり得ない


それがきっかけ
一番いやなことだけど私の嫉妬だったのかしらねー。



でももうすっかり立ち直ってた。
だって私だってこう言ったら申し訳ないけど
自分の親が一番大切だったもの。
(あなた ごめんなさい^^;)



だから忘れていたことを息子から言われて驚いた。

でも・・・

覚えていてくれたその気持ちが嬉しくて泣きそうになった。



気持ちだけで充分!


主人と相談して夫婦で行くことにした。
行き先はまだ未定。
暖かいところがいいかしら。




今年は一年中穏やかな気持ちで過ごせますように!
みんなが幸せに暮らせますように!