こんばんは。

少し前からAmazonプライムビデオで藤子・F・不二雄生誕90周年ということで関連アニメを色々見られるのですが、そのアニメの感想をつらつら書いていきます。


ドラえもんの映画は幼い頃から何度も見ていて馴染みがありました。だから息子にオススメの映画を色々と見せて一緒に楽しんでいたのですが、そのうち映画以外にもOVA作品やテレビ放送の特別編などもリストにあることに気づき、いくつか見てみました。そして『おばあちゃんの思い出』(タイトル少し違ったらすみません)を見て、号泣してしまいました。

有名なエピソードなのであらすじは知っていたのですが、真剣にアニメとして見るのは初めてでした。おばあちゃんに可愛がってもらって、甘える余りにおばあちゃんに酷いことを言ってしまった幼いのび太君、そしてタイムマシンでやって来てそれを見ていた今の小学5年生ののび太君、そこからの展開。どれも胸がじんとして、すでに目頭が熱くなります。でも、その後におばあちゃんの自室で今ののび太君がおばあちゃんと邂逅するシーン、そこが切なくて切なくて、号泣せずにいられませんでした。

おばあちゃんが「のびちゃんの入学式まで生きられたらいいんだけどねぇ、たぶん無理だろうねぇ」というようなセリフを言うのですが、その思いが亡くなった私の母に重なってしまって…。母も孫である私の息子のランドセル姿を見ることが叶わず、逝ってしまったからです。だからのび太君のおばあちゃんの思いが、痛いほど伝わってきて、涙が止まりませんでした。

のび太君はそれを聞いて、慌てて自分のランドセルを持ってきておばあちゃんの前で背負ってみせます。タイムマシンがあったら、こんなに素敵なことが出来るのになと思わずにいられませんでした。


息子の記憶にも、母が『大好きだった優しいばあば』として、朧げでも残ると良いと願っています。のび太君も、そんな風におばあちゃんのことを憶えていたから。


ちなみに『のび太の結婚前夜』も、有名ですがオススメです。ドラえもんの、とても素敵なエピソードのひとつです。しずかちゃんのパパの言葉が、とても染み入ります。

Amazonプライムビデオではいつまで見られるのか分かりませんが…。


ではではおやすみなさいませ。