勤務先の保育士が次々と辞めていく件

オーストラリアの保育士不足は本当に深刻です。

私の園では8年間勤務した古株の白人の先生。そして看護師と幼稚園教諭の資格をダブルで持ち次期マネジャー候補として噂されていた先生が辞めていきました。その他にも私が園でインターシップをしていた時期にお世話になった赤ちゃんクラスそして幼稚園クラスの担任だった先生が辞めていきました。

元々、私の勤務する園は白人が多く通う幼稚園ということもあり採用時には白人を優先していました。私のようなアジア人保育士は積極的に受け入れていなかったそうです。
しかし白人保育士は次々と辞めていき応募してくるのは主に東南アジアから来るアジア人保育士ばかりになりました。背に腹は変えられずアジア人保育士を採用し続ける内に、なんと今は園の保育士の6割くらいがアジア人になりました。
現在はフィリピン、インドネシア、ベトナム、タイ、ブータン、中国、そして唯一の日本人である私……もうアジアの地図を作れそうなくらい多様な各国のアジア人が集まる園になっています。

私が勤務する園はマネジャーもアシスタントマネジャーも優しく信頼されています。シフト制で勤務時間も長くなく給料も悪くありません。なので先生が辞めるのは給料とか時間とかそんなのではなく、もう保育自体が嫌なのだろうなと感じます。

これは日本も同じだと思います。日本は現在、深刻な保育士不足が起きています。このままだとオーストラリアのように東南アジア出身の保育士が
皆さんの子供を保育する時代がやっているかもしれません。もしくは東南アジアの保育士は別の英語圏の国に行ってしまい誰も保育をする人がいないという事態になる可能性もあります。

もういっそのこと全保育士を公務員として国が雇うか、女性の就業を一切廃止して自宅保育させるかという道の方が良いのではないかと思います。

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