帰国後のキャリアを考える

最近は日本への帰国のことをかなり真剣に考えています。今、1番悩んでいるのは帰国のキャリアをどうするのかということです。

私が1番望んでいるのは、この形です。
【オーストラリアで取った資格を活かし富裕層の日本人もしくは外国人が通う私立幼稚園かインターナショナルスクールの先生になる】
これです。
その中でも特に望むのが【富裕層が通う】【私立幼稚園、もしくはインターナショナルスクール】の2点です。



この考えに至ったのには2つの理由があります。

①保育園では働けない
保育園で働くのも楽しかったです。ただ保育園で働いてみて保育園では働けないということに気がつきました。特にイヤイヤ期の子供と働くのが本当にキツかったです。子供からの暴言、暴力に加えて毎日の汚物掃除としんどい仕事であることに加えて勤務時間が長く他の年齢の子供よりも責任も重い。



正直、幼稚園に通う3-5歳の子供の保育は本当に楽しかったのですが、それより年下の子供の保育は自分には向いていませんでした。
せっかく頑張ってオーストラリアで資格を取ったのだから、それに見合う少しでも良い環境で働きたい。少なくともイヤイヤ期の子供の世話と毎日の汚物掃除は、したくない。そう考えて将来は幼稚園に勤務する自分の中で道を選びました。

②富裕層の子供の世話がしたい
富裕層の方が通う幼稚園やインターナショナルスクールには選抜試験があります。それが理由で富裕層の方が通う学校で働きたいと思うようになりました。なぜなら選抜試験のない学校には加害行動や多動の子供が入ってくるからです。
私は問題のある子供の世話、加害行動のある子供の世話にかなり熱心に取り組んできました。また【A(多動+加害のある子)はマヤの言うことしか聞かないからマヤが対応して】と言われるくらいに他の教師からも子供からも信頼してもらうことが出来ていました。



しかし、だからこそ、そう言う子供のお世話の難しさに気がつきました。どれだけ熱心に指導しても他の子供への暴力を止められない、何の罪もない他の子が暴力を奮われる。その状況が私的にはキツかったです。自分が壊れてしまう前に加害行動をする子供のいない選抜試験のある学校で働きたいと考えるようになりました。
また将来は自分の子供もそういう学校に預けたいです。

この結論に至った時は正直、悩みました。日本で保育士が人手不足であることは知っています。本来は保育園、特に選抜試験には絶対に受からない層の子供にこそ質の良い先生が必要なのだということも分かります。
それなのに自分はオーストラリアで学んだ知識を良い先生を必要とする層の子供ではなく恵まれていて愛されていて望まなくても良い教育が受けられる富裕層の子供のために使おうとしている……本当にそれで良いのか?

私の好きな漫画、進撃の巨人のセリフに
【より優秀で巨人と最前線で戦わなければいけない兵士程、巨人から離れた場所に居る】
というセリフがあります。本当にこの通りだなと。その分野に関して深い知識を身につけて本来なら真っ先に現場で活躍するはずの人ほど現場から離れたより楽な道を選ぶ。それが人間なのかもしれません。











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