【文字を教えない】海外の英語学習方法

オーストラリアでは親が英語圏以外から来ている子供がたくさんいます。しかしオーストラリアの子供達は親が英語圏以外から来ていても大抵すぐに英語が話せるようになるのです。彼らは一体どうやって英語を学んでいるのでしょう?

今日はオーストラリアで行っている英語学習方法を4つ紹介します。

①音から入る

最初、非英語圏から来た子供は、ひたすらじっと周りの英語を聞きます。先生たちも英語で積極的に話しかけます。最初は答えられなくてもいいのでとにかく英語を聞きます。



②フレーズを繰り返させる

子供に【ください】【要りません】などのフレーズを覚えさせたい場合は下記のようにして覚えさせます。

1大人が子供にバナナ見せる
2子供【バナナ!】
3大人が子供に【Can I have a banana please ((バナナください)】などと覚えさせたいフレーズを聞かせ、子供に繰り返させる
4子供が言えなかったら【Banana please 】などの簡単な文に置き換えて子供に繰り返させる
5子供が言えたらバナナを渡す



③会話を訂正して覚えさせる
例えば子供が【Help! You Help ! Come !】などという間違えた英語を使えっていたら大人が
【Ok Do you want to say “Help me please “?】という風に会話の中で会話を訂正して覚えさせます。もしくは【Ok I am here to help】などと言う風に文法的に正しい丁寧な言い方をしてそれを子供に聞かせ覚えさせます。




④後はフォニックス
オーストラリアでは文字は教えませんが文字と発音が一致するようにフォニックスというのを練習します。例えばZの音を練習したかったら


このような短い文章の中を歌にして聞かせZの音を練習させます。このことで子供はZは【ゼット】ではなく実際の文章では【ズッ】のような音で使われていると言うことを学ぶことが出来ます。


日本ではこのフォニックスをやらずいきなりアルファベットと単語を覚えさせるので【なんでZはゼットなのに単語にするとbuzzみたいにズッの音になるの!?訳わかんない!!英語大嫌い!!】と言う子供が生まれてしまいます。


こうならないためにも英語学習には音が絶対的に大切です。文字から覚えてはいけません。


以上が文字を教えないオーストラリアの英語学習方法でした。


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