【海外式】成績に拘らない子育て
オーストラリアと日本の大きな違いは【成績にそこまで拘らない】ことだと思います。
オーストラリア、特にゴールドコーストには子供用の塾は、ほとんどありません。(中華街に一軒、日本みたいな子供用の塾がありますが、そこにはオーストラリア人ではなく中華系の子供が通っています。)
塾どころか学校に至っては宿題もないと言うところが多いようです。
私は、このオーストラリアの成績に拘らない子育て方法は良いなと思います。
というのも私自身が受験競争が激しい地域に住んでいたからです。私の住んでいた地域ではクラスのほとんどが中学受験をしそのために小4早い子は小2から塾に通っていました。
その結果、子供達には、こんな悪影響が出ました。
①学級崩壊+激しい虐め
子供達がストレスから先生の言うことを聞かなくなり学級崩壊が起こりました。
同じく塾に通う子供が多かった私の妹のクラスでは学級崩壊に加えて塾に通う子供が同級生を激しく虐め何人か不登校になりました。
②世間知らず
親の価値観からか偏差値の高い大学に行く=良い人間というような誤った価値観に染まった子供が多かったです。
別に良い大学を出なくても専門学校+資格取得でなれる安定職かつ世間から尊敬される仕事は、たくさんあるのに。親は勉強よりまずそういった広い世界を子供に教えるべきだったと思います。
③精神的に不安定になる
中学受験をしている子供はテストで塾の順位が落ちないか。クラスのレベルが落ちないか。次の試験のために夜遅くまで勉強しなきゃ……と10-12歳が本来抱えるには重すぎるー過度なストレスに毎日晒されます。
東京大学に行きたいなら話は別ですが私が卒業した関西大学やその他の地方国立大学、市立大学には公立高校出身の人もたくさんいます。公立高校からでも大学に受かることは十分に可能です。
どうせ同じ大学に行くのなら別に幼い子供に過度なストレスをかけてまで中学受験をさせる必要はないのではないでしょうか。
以上の経験から私は日本式で無理に子供に勉強をさせるよりはオーストラリアのようにのんびりと成績に拘らない子育てをした方が良いと思います。
人の幸せは良い大学に入って良い会社で働くことだけではないはずです。それより、たくさん運動してたくさん友達を作って楽しく暮らした方が子供にとっては良いはずです。
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