真っ赤な機体に乗り込んで
出遭ってしまったときは
そこまでの考えは持ちあわせていなかった
けれど
自然と動いてしまっていたので
わたしはもう、捕われてしまっていたのだろう
*
どうも“好き”になってしまうと一直線らしく
意外に行動派であって
そのこころを躰を捉えるまで追いかける
たいして大きな言動はとらないが
直接、本能に語りかけてしまう癖がある
出来たての傷をぐりぐり抉ったりね
何気にすなおに動くじぶんが
いやはや、乙女であったのだなぁと
他人のように感心してしまう
これでかわいこちゃんスペック満載だったなら
どんなに良かっただろうかと
思わなくはない
でももうそこは変えようがないので仕方がない
*
あの真っ赤な機体に乗り込んでから、
もうしばらく経つけれど
いまだ上昇するこのシンクロ率に
時々不安も過ぎるのです
いつこれが急に下降を辿らないかと
降ろされはしまいかと
実際もっと早くに訪れるかもしれなかったのだから
いままで在れること自体仕合わせなのだけれども。
*
ああやってたまに遭って
鼓動を感じるのが好き
逸らせないくらいの目線で拘束されるのが好き
真っ赤な機体の暴走は
わたしは甘んじて受け入れる
いつだって これからだって
次にその真っ赤な機体に乗り込むときは
わたしはどれくらいシンクロできるだろう
not bitch , but vamp
きみを要らないとおもったのは
わたしがbitchではないからよ
*
飲み屋街に生息する女は、vampで在ったほうがよい
飲み屋街へ出掛ける女は、bitchでも何ら問題はない
わたしは前者であるので
後者bitchには成りたくない
なぜなら、bitchには信念とか芯がない
だから「そういう」振舞いになるのである
在るべき姿のvampは
己の芯がしっかりとあって、且、魅力的である
だから惹かれるものも多く
こちらから好く「絶対的権利」がある
その妖しいところを垣間見せる相手を
自らの手で引き寄せ決定権を掴めるのが、好い
*
この夏
新たなpermanを得ていないのは
わたしがその選ぶ権利を使うようなものが無かったため。
そう無理に得たいわけではないからいいのだけれど
心を動かしたくなる衝動に駆られるお年頃、そこはご愛嬌
興味があれば見てみたい、という好奇心旺盛さもあって
波に乗ることはあっても
その後については、わたしの絶対的権利。
不満を謂われても困る。
なぜなら、わたしはvampであってbitchではないから。
*
きみが欲しいとおもわれたいなら
もっと好ましいスパイスを仕込むことよ
はじめましてのごあいさつ。
お今日和
濔生(まやり)です。
3つのなまえと、2つの自我、1つの躰により
形成されているひとです。
創作活動のひとつ“ことば”の生成所として
INCROCIOをつくりました。
最近は、
猫と遊ぶのと、
お酒を呑むのと、
ピアッシングするのと、
ひとを愛でることに
殆どを費やしています。
よろしくね。