1999年のサム・メンデス監督の作品です。




元々は舞台の演出などを手がけていた彼の映画監督デビュー作品です。






「アメリカン・ビューティー」と言えばクローズアップされた女性のお腹に、片手に持った一輪の薔薇が写っているジャケット写真が有名で、一度は目にしたことのある人が多いと思います。





私も見る前はどんな映画なのか全く知らなかったけど、タイトルと写真だけは一致していました。







映画の中でも本物の薔薇や主人公の妄想の中の薔薇など、美を象徴した真っ赤な薔薇が出てくるシーンがたくさんあります。






これもまた偶然なのか、この映画を見た日の夜に食べたケーキの上に、デコレーションの赤い薔薇の花びらが何枚も乗っていて、次の日には道端ですれ違った酔っ払いのサラリーマンに真っ赤な薔薇の花束をもらいました笑






不思議です[みんな:01]









見かけは何も不自由なく暮らしているように見える家族、個々の想いが爆発した時、家庭は崩壊していく。






現代では珍しくない家庭崩壊をテーマにしたコメディー映画です。






この映画は1999年のアメリカ映画なのですが、こうして見るとどの時代もどの国も関係なく家族問題は万国共通の永遠のテーマだなって改めて思わされました。







主人公の父親が自分の家族のことを「僕らは普通の人間というインチキCMなのさ」と表現する印象的なセリフがあります。






この表現は現代の家族というあり方にとても適した表現だなと思います。







みんな、テレビのCMにでてくるような綺麗な家に住んでいてお父さんもお母さんも子供もみんなが幸せそうに笑っている見た目は完璧なこのスタイルを目指しがちだけど、目指せば目指すほど崩壊していく気がします。






プロパガンダの影響力も恐いですね[みんな:02]






そのCMの家族だって、カットがかかれば「はい、お疲れ様でした~」って何もなかったかのようにそれぞれのところに帰るのに笑







この映画のような家族ができてしまうのは親が大きい原因だと私は思っています。







まぁしょせん親もただの人間だし完璧な人なんていないからしょうがない部分はあるかもしれないけど、そういうのは確実に子供に伝染しますからね。







そしてその子供が大人になって家庭ができた時に自分の子供にも自分の親と同じことをしてしまう。







これがずっと続いていく悪循環になるのです。






私も思春期の時は周りの家族が絵に書いたような家族に見えて、何でうちはこうなんだって悩んでた時期もありましたが、私がその時に見えてたのはまさに「CM」の姿だけだったので、今になるとあの家族も私の知らないところではいろいろ大変だったんだろうなって分かるし、今となってはうちはこういうスタイルでよかったなって思えます。







家族はいろんなスタイルがあっていいんです。




別にみんなが笑ってなくてもいいんです。




居心地がよければそれでいいと私は思います。






私の尊敬してやまないペドロ・アルモドバル監督や園子温監督も家族をテーマにした作品がほとんどです。






そして2人の共通するのがどれも崩壊した家族を描いているとこです。






当たり前ですけど、そんな絵に書いたようなほのぼの家族なんてでてきません笑




そんな家族はちびまる子ちゃんとサザエさんで十分だ[みんな:03][みんな:04]





この2人が描くのが「リアル」な家族、そして人間の姿だと思います。






考えてみると、私がのめり込む映画って家族をテーマにした話が多いかも…。






やっぱり何だかんだ一番共感できて感情移入できるテーマなのかもしれません。
photo:01







ブログランキングに参加してますので、下記のボタンをクリックしてもらえると嬉しいです!
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村



ブログ著者プロフィール
MAYA(女優、モデル 1990年生まれ)映画出演歴は「渇き。」、ショートフィルム「わたしの王子」いずれも2014年夏公開。
ネオリーブのイメージモデル2008年~。Smash Model Management所属 http://www.smash-mgm.com/
趣味は映画鑑賞。
photo:02



















iPhoneからの投稿