2015年3月、4月に前篇・後篇が公開された宮部みゆき原作、成島出監督の映画です。






生徒役に演技経験があまりない子達を使うことで、すごくリアルで生々しい思春期の中学生達を描いているように見えます。



特にみんなの目の演技がすごく印象的で、この作品でとても印象に残る部分でした。



でもそれが思春期の青少年を表すシーンなのかもしれないと思った。


無力な青少年の心の訴えを目で表現する。




でもよく考えたら大人を巻き込んで子供だけで裁判をするというのは前代未聞な発想ですよね。



本物の刑事を証人として立たせて子供が尋問する。



でも子供だからこそ、見える視点、感じること、言えること、大人よりもしっかり考えていて、大人ってなんだろうなと考えさせられた。




そして、大人だからこそ人を裁いていいのか、でも裁く人がいなければ成り立たない世界。





とてもいろんなことを考えさせられる作品でした。




そして、イジメのシーンが本当にリアルだったり、思春期にしか出せない独特な空気感がすごく映像を通して出ているなと感じました。





いなくなった人物にみんなが翻弄されるという意味では『桐島、部活辞めるってよ』に似ている部分があるなと思いました。





成島出監督の作品は『八日目の蝉』や『フライ、ダディ、フライ』も好きですヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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ブログ著者プロフィール
MAYA(女優、モデル 1990年生まれ)映画出演歴は「渇き。」、ショートフィルム「わたしの王子」いずれも2014年夏公開。「幸せになるために」が11月末に公開。
ネオリーブのイメージモデル2008年~。Smash Model Management所属
趣味は映画鑑賞。

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