1978年のウディ・アレン監督の映画です。






2005年の「マッチポイント」を見た時に、珍しくシリアスな暗い映画でウディ・アレンっぽくない作品だなぁと感じたのですが、この「インテリア」の方が一番そう感じた作品です。






この映画はウディ・アレンが撮った初のシリアスドラマです。






アメリカでは不評だったのですが、ウディ・アレンが敬愛するスエーデンの映画監督、イングマール・ベルイマンがアレン作品で一番好きだと言っていたそうです。







アレン作品は毎回ジャズやクラシックを流すのが特徴の一つですが、この映画には音楽が一切ありません。






この映画で唯一目立つ音は波と風の音で、特に波の音がするシーンが多いです。






この映画は両親とその3姉妹の家族を描いた話なのですが、ここにでてくる登場人物達はみんな神経質でそれぞれ悩みを抱えています。






鬱病になってしまった3姉妹の母親を中心に話が展開していきます。






この母親は超完璧主義の元インテリアデザイナーで、この家族は彼女が選んだ家具やデコレーションした家に住んでいます。





映画のタイトルである「インテリア」は室内の装飾家具という意味で、まさにこの母親を象徴しています。






そして今回も撮り方で印象的なのがたくさんありました。






まず会話をするシーンで一人しか画面に映し出されていないとこです。






2人あるいはそれ以上の人数で会話をしているのですが、特定の人物だけを長回しで撮っているのです。






例えば、長女がカウンセラーらしき人物に自分の母親や自分のことについて長々喋っているシーンがあります。





なぜ「らしき」という言葉を使うかというと、カウンセラーの姿やセリフが一切映し出されていないからです。






画面に映し出されて喋っているのは長女だけなので、まるでモノローグのシーンに見えます。







鑑賞者は彼女の話している内容や喋り方で、この人はカウンセリングを受けているんだなと想像することができます。







もう一つは、父親が再婚相手をみんなに紹介するシーンで画面には再婚相手の女性しか映っておらず、みんなはフレームアウトします。






しかしフレームアウトしてもセリフは飛び交っていて、その場の雰囲気や心情は画面一面に映し出されているその再婚相手の表情で分かります。






この技法を使ったシーンが非常に多かったですね。






あとは静止画。






家の家具や窓を撮ったカットで始まる冒頭のシーンはまるで写真のよう。







こういう撮り方もアレン作品ではよく見られます。





私はそういうシーンを「映画の中の写真」と呼んでいます。







アレン作品に限らずいろんな映画にも使われているので是非みなさんも見つけてみてください[みんな:01]








今回の「インテリア」も引き込まれる作品だけど、確かにアレンのコメディー作品を見慣れてるとちょっと物足りなく感じでしまう気がします。





アメリカで不評だったのがうなずけますね[みんな:03]






私もやっぱりアレンのコメディー作品のが好きです[みんな:04]






ここ最近のは面白くないんですけど、昔のアレンコメディーはやっぱり面白いんですよね[みんな:04]





しかし、前回の「イングロリアス・バスターズ」以外借りてきた映画がことごとく暗いんだが[みんな:05][みんな:06]

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ブログ著者プロフィール
MAYA(女優、モデル 1990年生まれ)映画出演歴は「渇き。」、ショートフィルム「わたしの王子」いずれも2014年夏公開。
ネオリーブのイメージモデル2008年~。Smash Model Management所属 http://www.smash-mgm.com/
趣味は映画鑑賞。
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