実話に基づいた二人の女性の話です。





時代も国も違うけど、二人の女性の人生がうまく重なってストーリーが繋が
っています。





この映画でメリル・ストリープは実際にいた、アメリカにフレンチを広めたとされる有名な料理研究家、
ジュリア・チャイルドを演じています。






以前「マリリン7日間の恋」の記事でも取り上げましたが、実在した人物を演じるほど難しい演技はないと思います。






なぜなら、モノマネになってはいけないからです。






では、実在した人物を演じること、いわゆる「芸術の再現」をする上での注意点はなんなのか?





なによりもまず、その実在のモデルを消化することです。






積み上げられた積木を崩すようにそのモデルを崩したら、まずその人の
時代、時期、国、生活状態、背景、文学、心理学、魂、職業、社会的地位などの研究をします。






次に習慣、態度、動作、声、物言い、イントネーションなどの性格を研究します。







そしてこれらの材料が揃って役の生きたイメージが現れたら、それを自分自身に移すのです。





役者はそのモデルを新たに創造して、自分自身へ移すのです。






決してモノマネではありません。








この映画だけじゃなく、「プラダを着た悪魔」の上司役や「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」のサッチャー役を見ても、メリル・ストリープは芸術の再現が非常にうまい女優だと思います。







本当のジュリアの事は知らないけど、この映画を見ればジュリアのイメージが自然と出来上がります。








一方、小説家になりたいという夢を諦めて憧れのジュリアのレシピを作ってそれをブログに365日載せるという目標にチャレンジするジュリー。






彼女は平日の仕事で忙しいにも関わらず、会社から直帰すると毎晩ジュリアのレシピを作ってはブログにアップします。






彼女は、「誰がブログを見てるか分からないけど、毎日やり続けることが大事なんだ」と言います。






続けた結果、彼女のブログは大好評になり、念願だった本を出版することになります。






その本というのがこの映画の原作なのです。







私もジュリーみたいに映画のブログを書き続けて、映画雑誌に自分の記事が掲載されるのが目標です[みんな:01]






その自分を想像しながら、毎日はできないかもしれないけど、なるべくアップできるようにこれからも頑張っていきます[みんな:02][みんな:03][みんな:04]

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