私は仕事で付き添えなかったから。母と妹お疲れ様。
そして、父、お疲れ様。
検査メインだったので、MRIやら、血液検査やら、脳の血管の検査やら、積木やら色々やってきたらしい。
父に、病院で何やったの?
と聞いたら
「部屋で、カードがあって、あと小さいこんなやつと遊んでた。」
とこんなやつの所で我が家の猫を指差す…。
猫と遊んできたの???
妹曰く、多分カードに猫が書かれてたんじゃないかとの事。
普段、物忘れは酷いが、会話は割と普通。
元料理人だけあって料理は出来る。
(体が憶えていることはできる。とお医者さんは言っていた。)
だからこそ、こんな意味不明な発言に、改めて父は病気だと思い知る。
買ってきてくれた筈の砂糖がおかしな棚から発見されたり、アイスを冷蔵庫に入れたり、病気が少しずつだけど進行しているような気がする…。
身体は元気で、正常な思考も充分残っているだけに、こちらも病気だということを忘れてしまう。
だから余計にイライラする。
一日中家に居る父に仕事を頼む。
掃除や買い物。
父も「皆、働いて頑張っているんだから、俺も頑張らなきゃ」
などと言う。
でもまた次の日、朝からバタバタの家族に対して、ぼーっとテレビを見る父の姿にイライラ。
自分でやるってゆーたんちゃうんか!
空気よめや!
などと思ってしまって、でも後から、あれは父のせいじゃない。病気が悪いんだと自己嫌悪。
最近はイライラからの自己嫌悪のループに陥ってしまうことが毎日。
病気が悪い。病気が悪い。
言い聞かせる日々。
そして、何ヶ月か前に、すがるような思いで取り寄せたココナッツオイル。
先週ネットで読んだカカオポリフェノールの為のカカオ95%のチョコレート。
父に無理やり食べさせる。
どっちもさ、決して美味しくないんですよ。
ココナッツはにおいが凄いし、油だし。要は。
チョコレートは毒みたいに苦いし。
毎日家族が言わないと食べない。
食べたの?
と、聞くと、食べた。と、すぐわかる嘘をつく。
わかるよ。気持ち。
私だって食べたくない。
でももしかしたら、良くなるかも知れないじゃないか!
本当に縋るような気持ちで情報収集してるんだよ!
ココナッツオイル!カカオポリフェノール!
少しでもお父さんの頭の中をクリアにしてやってくれよ!
頼むよ本当に。
そういえば、てんかんの薬が、認知症に効果があると分かったらしい。
マウスでの効果みたいだけど…
人の薬になるのはいつなのだろう…
父に間に合えばいいのに。
父で試させてくれれば良いのに…
これから私は今まで以上に、認知症という言葉に敏感になるんだろうな。
効果があると言われたらなんでも試したい。
仕事場でも、役立たずみたいになって、辞めるしかなくなって、悔し泣きしていた父を元に戻してあげたい。
病気のせいなのに、「情けない」
と繰り返しながら泣く父をなんとかしたい。
手術でも、薬でも、なんでもいいから、奇跡が起こりますように…!
今日は優しくしよう。
笑って過ごそう。
コメントで戴いた
「親は子供の笑顔に支えられる」
と言う言葉を忘れないようにしたいと思います。
ありがとうございます。
父だけでなく、母も、ちゃんと支えていきます。
少しずつ、前向きにならねば。