サイトから繋いでいる日記はmixiなんだよな。
でもこっちにしたほうがみんな見れて良い?

それにニコニコで好きな歌い手さんたちも結構こっちにいるしなぁ…どうしようかなぁ
間違えて自分で自分にペタっちゃったあせる
恥ずかしい~消せないものかなコレ汗

※これは、シンがC.E.71におけるオーブ戦後、プラントには行かずトダカ氏に引き取られているという設定のIF物語です。ちなみに私個人の趣味で、フラキラ前提ともなっております。
そして、キラもシンもコーディネイターですがプラントに住んだことは無いので、プラントに住んでいるコーディネイター達よりも「バレンタインデー」に対する意識は悪くは無いと思っています。


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俺はその人が気になっていた。そう、初めて見たときから、ずっと。


昔、…と言ってもそんなに昔じゃない。俺にとっては今でも昨日のように感じる出来事があった。
この国が戦争に巻き込まれて、たくさん人が死んで、家族も無くした。
今はその時に助けてくれた将校さんに引き取られて、新しい家族として一緒に暮らしているけれど、どうしても死んだ家族、妹のことが忘れられない。


トダカ小父さん―俺を引き取ってくれた人―もそれでいいって言ってくれた。
毎日慰霊碑へお参りに行くことも許してくれてる。


だから俺は、俺が寂しくないようにって、小父さんが買ってくれた犬の散歩がてら、慰霊碑へ行くことを日課にしていた。



その人と出会ったのは、そんなある日の夕暮れだった。


慰霊碑を抱くようにして寄りかかり、地べたに座り込んでいた。
こちらに背を向け、そして夕陽に向かって小さな声で何かを歌っていた。


俺みたいに誰か戦争で亡くしたんだろうか。


そう思ったけれど、その寂しそうな背中を見ていたら、俺は声もかけることも出来ず、そしてそこから立ち去ることも出来ず、やがてその人がゆっくり音も無く立ち上がるまで見守るように立ちすくんでいてしまっていた。


その人がふとこっちを見た。
綺麗な人だった。ものすごく。
俺の心臓が震えたのがわかった。
だけどその人は、優しく微笑んだだけですぐにその場を去っていった。




その日以来、俺はその人を慰霊碑で見かけるようになった。

俺はその人に会いたくて、その場に行く。

家族にも会いたかったけど、それ以上にその人にナゼか会いたくなって仕方がなくなっていた。

だけど俺たちは慰霊碑の前で会っても特に挨拶はせず、一緒に手を合わせているだけ。
そして、しばらく黙って並んだまま立っているだけ。

たったそれだけ。


それだけでもよかった。
俺はその人の、悲しげな横顔を見ているだけで良いと思っていた。




そんなふうに季節を過ごし、世の中が恋愛ムードになっていく2月。
俺はそんなものになど、興味は無いというように、いつものように慰霊碑前へ行った。


やはりその人はいた。
だけど、様子がいつもと違っていた。

…泣いていた。静かに、涙を流していた。

俺は初めて驚きの声をあげそうになった。が、息を飲んだだけで声は出さなかった。


「…結局…一度も、渡せなかった、な…」


初めて歌以外の彼の声を聞いた。
彼の視線は慰霊碑の前へ向かっていた。
俺はその視線を追う。すると、そこには小さな箱が置いてあった。
なんというか、慎ましく、というか、儚げに、というか。


「誰か、亡くしたんですか?」


俺は初めて声をかけた。


「うん…、とても……大切な人、をね」


辛そうに、目を伏せて静かな声がそう答える。
ああ、やっぱりこの人もそうだったんだ。


「僕の想いは、永遠にあの人には届かない」


心の奥がズキリと痛む。
ああ、やっぱり…。俺はあの日以来、この人に惹かれていたのかも知れない。
自然に体が動くのを、俺は自分の意思では止められなかった。


「俺じゃ、ダメですか?」


そう言いながら、俺はその人を抱きしめた。
真正面から。

自分で何を言っているんだ。とは思ったけれど、勝手に出てくる言葉をとめる術を俺は知らなかった。


「ダメ…ですか?」


彼が困ったような顔をする。それは当然だと思う。
いきなりこんな、喋ったことも無いような奴にいきなりこんなことを言われたら、俺だって困る。けど…。


「俺、アンタの支えになりたい」


それは本音だった。俺も家族をいっぺんに亡くして、すごくすごく辛い。
でも、今は家族じゃないのに支えてくれる人がいる。
だから、俺は生きていられる。


この人は、ここにいるのに生きてはいない、そんな感じがする。
だから、この人が生きれるように、俺がそばで支えたい。


そう思ったから。






「僕の名前は、キラ・ヤマト。…君は?」


その人は困った表情のまま、名前を教えてくれた。
それだけでも、俺はすごく嬉しかった。

だから俺は、


「俺は、俺の名前は…っ、




…to be continued?