幕張から静岡、金沢、神戸、そして長岡を最後にして、羽生君の今シーズンのショーはすべて終了。
ショーでたくさんhappyをくれたあの方は今、どうやらトロントでめちゃくちゃ練習されてるみたいですよ!!
お写真はハビエル・ラヤ君のブログ より
クリケ体育祭の目玉は今年も、組体操!ただいま絶賛、猛練習中!!
(もちろんいうまでもなく違います)
で、暑さと仕事休みないのと(またかよ)と例の「26、5歳ショック」にやられて(←これがいちばんの原因?)、神戸の2プロを振り返ってなかったので、「は?何よ今ごろ」「もうすぐ新SPわかるこんなときに?」なタイミングはわかってるんですけど、やっぱり書いておこうと思います。もう毎回、内容が今さらで、つくづくブログには向いてないなぁとヘコむことも多いんですけど、やっぱ書く。自分用自分用(言いわけ)。
サラさん、岡本さん、福間さんなんて音楽シーン的にも超豪華メンバーだった上に、スケーターの皆さんにすっかり魅了されて、もうお一人お一人クローズアップしたいんですけど、ただでさえ仕事の遅い私、それやってると来年のショーシーズン来ちゃいそう。
夢の時間だったなぁ。ほんとに醒めない魔法をかけていただきました。
で、オープニングからですが、あの「疾走感」が体感できる!!わくわくしながら見てました。群舞は彼のキレッキレ度がほんとによくわかる。
みんな同じ衣装なのに、なぜ君だけそんなに腹チラするのか。
同じ振り付けを踊り、同じ素材の服を着てるはずなのにどうして???
よっし、これは絶対検証するぞ!!と思ったんですがやめました。
夫と子供が寝静まった夜中に一人、20歳男子大学生の腹が見える、これは見えない、と画像早送り&一時停止&コマ送りをひたすら繰り返している私。冷静になって。イタくない?
羽生君気づいたよ私!
失いかけていた何か大切なものに、ちゃんと気づいたよ!!
そして「SEIMEI」。
(このお写真はお借りしました。どこからか忘れたすみません)
これが、私が人生初、この目で見ることになった羽生君のプログラムでした。
もう最初から引き込まれて、固唾を飲んで見つめるとしかいいようがなかったです。
静かに笛の音と、そして誰かの、うごめく何者かの生命感のような太鼓の響き。
事前に夢枕獏センセイの『陰陽師』、2冊読んで行ったんですが、その世界観が目の前に開けたような感じでした。
あ、本の内容はほんとに面白いです!!スキマ時間でしか読めない私でも、一冊、半日くらいで夢中になって読んでしまう!
もう晴明が羽生君のイメージでしかない。「白く細い指先で杯をつまんで、赤い唇に運ぶ」とか。ただ、本の中では晴明ひたすら酒ばっか飲んでるんですけど、羽生君にはそのイメージないな。
去年のお茶会みたくトマトジュースとかハーブティーばっか飲んでそう。
ジャンプやらステップやら勉強中の身のため、家ではひたすら足元ばかり見てるんですが、もう今回はそれやめて好きなように見よう、と思い、全身から伝わってくるものを受けとめる感じで見ました。
手を広げて振り払うような仕草がいくつかあって、それがいかにも晴明らしいなと。
やっぱり「いつの間にか跳んでた」4S。もう競技に向けてシミュレーション、刷り込んでいってるんだろうな。
中盤、鬼のステップ構成に入る前。笛の音中心の静かな音楽の中、静かに滑ってきて静かに3Aコンビネーション跳んじゃってた。
初心者なので、めちゃあほなこと言わせてもらうと、スケートって当たり前だけど、漕がないと進まないよね?全然そう見えないんですけど。スルスルスル…とすごいスピードで目の前駆け抜けていって、あの音楽静かな間奏部分でも、着氷音ほとんど聞こえない。あんなに静かなんだ、滑らかなんだ。
氷の上を滑ってるというより、何センチか浮いてるんじゃない・・・?と思いました。
ここから後半、鬼ステップ!!!
照明のない状態でこれフルバージョン見れるの、もう楽しみでしょうがないんですけど。
もう安倍晴明そのものにしか見えない。式神いっぱい付いてそう。
ロミジュリで「お客さんをジュリエットだと思って滑ります♡ 」なんて言ったみたいに、「お客さんを魑魅魍魎だと思って滑ります♡ 」とか言わないかヒヤヒヤしたけど、もう二十歳のオトナなんだもんね。男の色気とか普通にまき散らすようになっちゃったんだもんね。
いい予感しかしない。
羽生君、絶対大丈夫だよ。「苦難のシーズン」はもう去年で終わり!!
去年のこと、神様ちょっと呼び出して、「お前ええ加減にせぇよ」ってこっぴどく絞っといたから。
君が陰陽道もっと究めたいなら、喜んで私、練習台になる。
ものごっつい物の怪にだってなるよ!!
もう半分なりかけてるし!!
最後までお読みいただきありがとうございました!
あれ?
レクイエムとエンディングは????
『あの日が終わらない~神戸ふり返り・後編~』につづく!!!
う、嘘ぉ・・・・。
最後まで(途中だけど)お読みいただきありがとうございました。
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後編…
いつになるんだろうか。