えーと。
Nちゃん、Yちゃん、Miちゃんの三人に捧げます。
たぶん、明日には消します(笑)
気づけば、二人で三角を作っていた。
猫の耳みたいな。
疲れをそのまま、持って帰って
私に投げ出してくれるようになった彼。
お互いに肩を貸したまま、ソファーにもたれて
うとうと夢の世界へ。
同時に目覚めて、顔を見合わせた。
二人の間に自然に笑みがこぼれる。
「こんな時間!何かつくらなきゃ」
あわてて立ち上がる私を彼が引きとめた。
「行かないで。ここにいて」
甘えた声で言われると気持ちが揺れるけど。
あえて真面目な顔を作って言い返した。
「卵、買いにいかないと。一つもないの」
「そんなのいいよ、今食べたくない」
「だめ、何か食べとかなきゃ」
「俺、お前が食べたい」
拗ねた口元。さらに上目遣いつき。
言い返す言葉が出てこない。
どうする?
待って。ここで負けちゃだめ。
「ばかなこと言わないの。すぐ買って帰ってくるから。待ってて」
彼は、そばにいる黄色い熊に語り始めた。
「俺がこんなに言ってるのに、相手してくれない。これってどう思う?ひどくない?」
参りました。
「わかったから。プーさんに話しかけるのやめなさい」
ソファに戻った私は、さっそく伸びてくる彼の腕の中に閉じ込められる。
胸が苦しいほど、甘い匂い。
彼の前髪が私に触れたとき、後ろのカレンダーが目に入った。
こうしていられるのは、あとどれくらい?
私の表情の少しの違いも、彼は見逃さない。
「後ろ、見ないで」
頬を両手で包み込まれて、自由を奪われる。
「俺だけを見て」
言葉の最後はもう、キスで聴きとれない。
彼の唇が触れるたび、私は私でなくなっていく。
指を絡めて息をひそめて。
私はあなたになっていく。
消したら後でもうちょいマイルドにして上げ直す!(笑)
Miちゃん見てね!!