２０２３年４月１７日。 母、８２回目の誕生日を迎えました。７５歳で、アルツハイマー型認知症と診断され、要介護１で、デイサービスを週３回利用し始めました。それから、５年間、デイサービスの利用の日は増えましたが、独り暮らしを続けてくれました。２０２２年８月、ショートステイ先で、コロナに感染し、そのまま自宅療養、私が泊まり込みで看病。これを機に、母の家に私が住むことにしました。母、８１歳の夏でした。今思えば、７７歳頃が一番大変で、孫に暴言を吐くこともありました、今は、もう、その山は越えました。覚えていたり、忘れていたりする時が一番ややこしかったです。７９歳で、初の迷子。８１歳で、交番に連行事件。夜の徘徊スタート。「あんた誰？」も、とうとう始まってしまいました。現在要介護２。デイサービスとショートステイをフルに活用し、生活しています。
学校では、『親は歳をとるんですよ。歳をとったら、こんなことが起こりますよ』など、一切教えてもらわなかったなと思いながら、母との生活をこちらに綴ることにより、誰かの何かのお役に立てればなと、ここから見える景色を日々発信していたのですが、最近では、自分のためにここに記しています。自分が嬉しかったことや楽しかったことを覚えておくために。大変な毎日だけではないということを自分が振り返って気が付けるために。
よかったら、そんな私の日常をのぞいてみてください。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
２０２４年１月１８日（木）
最初で、最後のみかんパフェを食べた翌日、私の仕事の前に、母をショートステイに送っていきました。
今回は、木曜日に私が朝から病院に行かなければならないので、いつもより長いショートステイに行ってもらいました。４泊５日です。
一泊二日で、帰ってきてもらい、また一泊二日で行ってもらってもよかったのですが、私の楽を優先し、４泊5日にしました。
この間、私が、何をしていたのかと言いますと、母宅で、エプロンづくりに挑戦しました。
この挑戦には、いろいろ理由がありまして、自分でエプロンを作ることに、なってしまったんですが。それはおいといて、母が居ないので、布を広げたままにできたので、少し作業が進みました。
私は、洋裁が得意でも何でもなく、何でもないのに、以前スカートを自分で作り、そのスカートをもう、履かなくなったので、それをリメークしてエプロンにしようと思いついてしまい、新しい布で、作れれば、それはそれで、作りやすいものを、リメークに手を出し、これは、どうすりゃいいんだと考える時間が、長いこと長いこと。
そんなことをしたり、自宅に帰って、溜まっている家仕事をしたり、娘にドラムを教えてもらったり、人が倒れているのを発見して、警察に通報したり、病院に行ったりと、あっという間に、母を迎えに行く木曜日がやってきました。
今日の病院では、久々に嬉しいことがあり、なんと、私の骨密度、驚くほど密度が高いことがわかりまして、最近病院で、良いことがなかったのですが、久々に良い結果で、安心しました。
さて、母は、家に帰ってから、今日は、ウロウロする時間が長いです。
まあ、自分の家なので、何をしようが母の勝手です。
私が迎えに行ったとき、私の名前が、なかなか出てきませんでした。
マンションの自分の家の場所を間違えました。
ポストを見て、郵便物を手にしているのに、ポストを見るわといいました。
でもね。
重い荷物を抱えて、階段を降りることが出来ました。
自分の鍵で、ドアを開けることが出来ました。
寝巻に着替えることが出来ました。
ではでは、母がウロウロし続け、あちこちの引き出しを開けまくっておりますので、この辺で本日終了、消灯とさせていただきたいと思います。
