2020年11月11日(水)
この日は、かかりつけの認知症の診療所に2カ月ぶりに訪れる日でした。
前回のリハビリのラプレの先生に、薬について聞いた時、自分で認知症を改善しようと思う気持ちの表れとして、減薬を申し出てもいいと思うという話があったのです。
今、母が服用しているのはドネペジルとメマリーという2種類です。
でも、減薬を申し出るって、なかなか勇気いりますよね。
そんなこと、言い出したら、先生の(診療所)機嫌を損ねるとか、そういうことにならないのだろうか?とか、頭をめぐります。
小心者なんで。
言い方が、肝心かな?とか、いろいろ考えます。
小心者なんで。
減薬をしようと、しないままであろうと、先生にとって、痛いことも痒いこともないしなぁとか(笑)
というわけで、意を決して、先生に申し出てみました。
9月の終わりから、リハビリに通っていること。今まで、血糖値が上がる食事ばかりしていたこと。水を飲む大切さを知ったこと。食事の管理をし始めたこと。毎日、小学生のドリルのようなものをしていること。アロマオイルを使っていること。内臓が疲れているので、サツマイモの輪切りをグリルで焼いておやつにしていることなどなど。
先生は、終始、興味深そうに聞いてくださいました。
特に、サツマイモのくだりに興味を持たれ、輪切りを火で焼くのは、知らなかったけれど、さつまいもが内臓の改善になるのはご存じだったそうで。
そして、結局のところ、私たちは栄養が足りていないということで、マルチビタミンなどのサプリを摂るのがいいと、自分も摂ってますと教えてくれました。
そして、「改善は見られますか?」と、言われ、最近少し改善してきたと思っていたので、そのことを伝えると、先生も嬉しそうにうなずいてくださいました。
そして、本題の、減薬について、話をしました。
急にすべてを辞めるのはお勧めできないけど、一つにして様子を見てみましょうということになりました。
あ~だこ~だ考えて、気をもんでいたけれど、あんなに心配することなかったです。
それどころか、こんな話をして、先生が熱心に聞いてくれて、先生の好感度があがりました。
あ~~よかった。
勇気を出して、話をしてよかった。
というわけで、薬は、ドネペジルだけになりました。
新しく個包装された、一粒だけの薬が入った袋を見て、母は、
「あれ?二つじゃなかった?」と言いました。
「お母さんが、賢くなったから、薬が一つになってん」というと、
「そうかぁ。すごいなぁ私」と、自分で自分を褒めました。
薬ゼロになる日も、来るといいなぁ。