6月から、娘は登校することになった。今までは、朝のクラブと放課後のクラブがあり、朝6時半に家を出て、夜9時前に帰宅するという時間だったが、朝のクラブもないし、授業も今週は4限だけなので、朝、8時過ぎにでて、夕方4時過ぎには帰宅するというタイムスケジュールとなっている。

急に朝6時半に出て、夜9時に帰ってくるとか無理よね。というか、こんなに長い時間外で頑張ってたんだなと改めて思う。

今週は、ウォーミングアップのような感じで時間を組んでくれている。ありがたい。

私は、娘の時間に合わせて、車で駅まで送り迎えをする。

 

家を出ることを控えていた世界から、朝登校するのに駅まで送るという世界は、一変していた。人も車も溢れている。

 

夕方一番暑い時間に帰ってくるのも大変だ。今まで外出を本当に自粛していた人にとって、春がなく、すぐに夏が来た感じだ。殺人的な暑さだと言える。熱中症などに気を付けないといけない。外の世界は、命の危険がいっぱいある。

 

娘が駅ビルから、出てきた。車を停めているところまで、歩いてくるのに西日が当たって、かわいそうなくらいだ。この100メートルの距離でも日傘を射した方がよい。でも、我が娘は日傘は射さないだろうな。

駅の出口まで日傘を射して迎えに行く方がいいか?過保護か?など、いろいろと考える。

 

後部座席に乗り込んだ娘が言った。

「あ~~疲れた。でも、疲れたって言えるのが嬉しい」

 

今までの日常が、幸せだったと感じた娘でした。