コロナ休暇で、娘が家のことをたくさんしてくれるようになった。

絨毯にコロコロをかけたり、掃除機をかけたり、金魚の水槽を洗ったり、皿を洗ったり、お弁当を作ってくれたり、お風呂を洗ったり。

驚いたのは、毎日、お手伝いすることが当たり前になってくると、私がお皿を洗ったら、「ありがとう」と言葉が返ってかえってくること。

自分で、しようと思っているからこそ出てくる言葉だとおもった。

 

そして、もう一つ、ほぼ毎日してくれる重労働がある。

マッサージだ。それも長い時間、全身を揉んでくれる。

おかげさまで最近、ふくらはぎの浮腫みがなくなり、足が細くなった。

夜、正座をしても、浮腫みを感じない。こんなの何年ぶりだろう。

 

子どもには、暇を与えなくてはいけないと、昔聞いたことがある。

何もやることがないという中で、何をするのかを考え動くことがいいらしい。うちの娘の場合、それが、様々な家事をするということだったようだ。

最近は、そこに草抜きも仲間に入れてもらっている。これは、私が頼んで一緒にしてもらっているのだが、10分だけ手伝ってとお願いするとしてくれる。もちろん10分では終わらずに、草抜きに励むことになるのだが。

 

娘よ。本当に、ありがとう。

 

また、日常が戻ってきたら、こういうわけにはいかない。

こんなにもたくさんの家事をしてくれる子だったとは思わなかった。

 

お手伝いの量は、17歳の中で一番多いんじゃないか?といった。

お勉強の時間は、17歳の中で一番短いだろう(笑)「

 

もうひとつ、増えたのは、私の顔を見てにっこり微笑む時間。

今までは、お互い忙しくて、この時間も、そんなになかった。

 

もしかして、この笑顔のおかげで、私の体調がいいのかもしれない。

この特別休暇がおわっても、にっこり笑いあう時間はなくなりませんように。