いろいろな支援の手が伸びて、少しずつでも前に前にと被災地の人達は動いているわけですが…。
やっぱり、現地の話はワイドショーなんかよりずっとリアルに悲惨に響いてくる。
支援の方法として節電するとか、買いだめしないとか、義援金送るとかでもいいんだけど、
やっぱり身内かわいさ…まずは両親、親戚、友人に手助け出来ないかと、いろいろ動いてるのだけど…
石巻のほうで暮らしている人からのメールは、これから勝負どことろって改めて感じたの。
だいぶ落ち着いて来たから、崩壊した自宅とお店に先日、初めて戻ったらしいんだけどねその方
お米やさんしてるのね。
中を確認してたら、タンスの下に見知らぬ人の死体があったって。
たぶん、地震直後に物色に店に入って、その後の津波でやられたんじゃないかって…。
なんだかね（涙）
考えたくないけど…そういう人がいるのは事実なんだよね。
生きて行くためには…戦後だってそういう状態だったんだろうからわからないでもないけど…
それでも治安が悪化してるのは確かだって。
物資が届き始めて、避難所生活もなんとか慣れてきたけど、先のことを考えると途方に暮れて
しまうから、考えないようにしてるってメールもらうと、なんて返事してあげればいいのやら。
頑張ってとは口が裂けても言えないから…話をとにかく聞いてあげるくらいしか出来ないの。
送って欲しいものの中で意外だったのが、震災後の新聞。
とにかく情報に飢えてるみたいで…どんなふうに報道されているのか、他の地域はどうなのか
知りたいから、送って欲しいって。
石巻のほうはまだ、営業所までしか荷物がいかないから、小分けにして手で持って帰れる状態に
して送りました。
女の子の洋服が欲しいリクエストも、知人関係に声をかけまくり、小分けで送付。
ガソリンがないから、荷物を受け取りに行くのもバスしかないんだって。
私が車で届けてあげるって言ったんだけど…こっちに来たら給油ができないから、今はまだ
足りないものを送ってくれたほうが助かるって言うから…気持ちは急いてしまうけど
地道にやってます。
ランドセルとかも寄付を募りだしてるね。
うちはきれいにとってあった黒のランドセル。
友人関係に男の子がいないから、こちらはかばん会社のほうへ送るよう手配。
東北自動車道も一般車開放になったので、いつでも行けるんだけど、とにかく長いスパンで支援が
必要だから、まずはこっちでできることしてから行くことにしたので私が実際に仙台へ
行くのはもう少し先になりそうです。
母の手伝いも、弟のお嫁さんの姉妹が先に手伝いに来てくれたので、彼女たちが疲れたころに
バトンタッチで私が行くことにしました
１０日ぶりに牛乳を１時間並んで買って飲んだのよーって、お気楽な声で電話をしてくる母。
被災してるのはそっちなんだけど、受験生がいるし大変なんだからと私を気遣う母。
親はいつまでも親なんだよねー。
めったに電話なんてしない私がですが…せめてと思い毎日電話してます。
こんな事くらいしか出来ないからね。
東京は納豆と水が消えたままかな。
でも、それ以外は大丈夫だよ。
無駄に原子力の知識だけが増えてますけど（苦笑）
とりあえず、自分の周りでいまのところは調整がついているので大丈夫です。
必要な時は業務連絡でお願いすると思うので（笑）その時は協力お願いしますね＜私信
今日のWSでコロッケが石巻を訪問してくれて、実際に来たらテレビで見るより酷くてって号泣
してくれたの見て、私も一緒に泣きました。
私は現地に行った時、受け止めきれるのかな…。